2020-01-01から1年間の記事一覧

言い訳

大みそかの今日のこの記事で、今年の記事数合計が100になる。ちょうど100!キリがいい!と思ったのもつかの間、そういう問題じゃないということに気づいた。アーカイブの記事数を見るとすぐに分かる。 かろうじて昨年より多いものの、数年前に比べるとサボっ…

ドリームプラン

例年より少し長めの年末年始休みを、自宅でゆっくりと過ごしている。関わるのは自分だけじゃないのだからと自分に言い聞かせて、ほんの少しでもと思って予定していた帰省も、やめた。父が庭木の手入れ中に脚立から落ち、膝を骨折して入院、手術するとの報を1…

消費者的なふるまいを度外視した買い物

高い満足度を得られる買い物とはどういうものか。この問いに、いまならこう答える。「消費者的なふるまいを度外視した買い物」と。 自分にぴったりのものが見つからないから、オーダーメイドでつくってもらう。それは家具でもいいし、雑貨でもいいし、大きい…

珈琲の楽しみ方

珈琲を淹れて、飲む。 ゆっくり、本当に少しづつお湯を入れて、じっくり蒸らすようにつくるのがよい。そう思っていたけれど、よく行くカフェの店主にお湯を入れる時間を聞いたら、それほどゆっくりでなくて驚いた。何度のお湯を何ミリリットルくらい。その教…

鬼は逃げる

今日が今年最後の営業日だと知り、自宅近くの本屋に立ち寄った。今年、脅威が社会を覆う真っ只中に誕生したこの本屋さんに、自分は何度も救われた。身近にこういうセレクト本屋があることが暮らしに潤いを与えてくれることに、驚いた。まさかそんな暮らしが…

大人のOB訪問

管理組合のサポートをしているコーポラティブハウスの臨時総会に出席した後、仙川へ。用を済ませた後、つつじが丘駅にある啓文堂書店に立ち寄った。小さい書房のフェアがあるというのでチラ見する。 小さい書房の本にはお気に入りが多く、いわゆる一人出版社…

自分を導いた「何か大いなるもの」

休日。誰もいない部屋で、特にああしようこうしようと決めない、無為な時間を過ごす。仕事に精を出すことも大事なのだろうけれど、自分はどうやらそこまで頑張れないようだ。やらなきゃと思うことはある。自分がやらなければ、結果として不利益を被るクライ…

本を売る側のハードル

「ふだんは建築会社、週末のみ本屋を開く」というネット記事を見て、楽天の卸売サービスのことを知った。 foyerbook.wixsite.com 本屋が新刊を取り寄せるには「取次」と呼ばれる業者と契約を結ぶ必要がある。そしてそこには、高額な保証金やノルマが必要だっ…

ポストコロナ期を生きる

しばらくサボっていたジョギングを。尊敬する松浦弥太郎さんに影響を受けて「毎朝少しづつでもジョギングをしよう」と思うものの、ここ2週間ほどは眠さ、気だるさに我慢できず、二度寝をしてしまった。走りはじめてしまえば、爽快感が身体を包んでくれるの…

本を抱えて会いにいく

自宅近くのお気に入りの本屋で、今日も1冊本を買う。「本を抱えて会いにいく」シンプルなつくりのこの本、ページをパラパラとめくってみると、そこに著者の生々しいくらいの正直さがにじみ出ていることが、なんとなくだけれど分かる。「音楽のことはずっと…

大型書店に感じる壮大さ

昼間、少し仕事で小石川へ。帰りにメトロエム後楽園にある本屋に立ち寄る。仕事でもプライベートでも、後楽園に来たときはちょっとでも寄り道したい本屋だ。 松浦弥太郎さんの新刊をさっそく買う。日常のささいな出来事や、自分なりの小さなルールの中にも、…

浦安でマヨネーズを買う

美容院に行くために妙典へ。その帰り、浦安にある好きなお店に立ち寄った。目的はマヨネーズを買うこと。このお店で知ったマヨネーズがおいしくて、このお店ではマヨネーズを買うとだいたい決めている。自由が丘に引っ越してから、自宅近くのセレクトショッ…

自分の体と健康に目を向ける

自分にとって健康とは何かということを、深く考えるきっかけになった一冊に出会った。 ここで「出会った」と言うと、本屋で手に取ってピンと来て思わず買ってしまった、というような姿を想像するかもしれないけれど、正確にはそうではない。少し前に新刊で買…

適切な世界の適切ならざる私

連休最終日。せっかくの休みを有意義に使おうと、ふと思い立ってDIYで本棚をつくった。つくったといっても、コンクリートブロックと板を近くのホームセンターで買って、積んだだけだ。DIYと言えないくらいのDIYだ。ドライエリアに置く本棚なので、外部用塗装…

イワンの馬鹿

「お金から自由になろう」「お金にしばられるな」そういう言葉をいまはよく聞く。たいていそういうことは「お金をたくさん持っているであろう(稼いでいるように見える)」人が言うものだから、これまであまり真剣に受けてめていなかった。それができたら苦…

再開

RUN

朝、事務所に行く前に時間があるのだから、走ることを習慣にしよう。そう思って走り出したのが数か月前。しかしそれも三日坊主で長くは続かず、結局は起きては二度寝を繰り返していた。それじゃまずいと思い、ジョギングを再開したのが、昨日。距離こそ短い…

積読しないように

本を読むのが好きと言うよりも、本屋で本を買うことが好きなのかもしれない。最近は特にそう感じる。 手元にある本のほとんどは読み終わっていなくて、大半の本はちょっと読んだだけで、一部の本はまだ開いてすらいない。そんな付き合い方もあるだろう、それ…

赤飯の記憶

赤飯は自分にとってごちそうだ。普段なんでもないときに、ただ食べたいからという理由で食べられるものではない。特別な時に、特別な理由をつけて、満を持して食べるものだ。そう思っていた。それが最近は、ふと思い立った時に気兼ねなく食べられるものに変…

たちどまる時間

コロナ禍であっても、自分はそれほど働き方が変わっていないと思っている。事務所の近くに引っ越したおかげもあって、在宅勤務が増えているいまでも毎日事務所に歩いて行って仕事をしている。自宅で過ごす時間も緊急事態宣言中こそ多かったものの、いまは気…

美しい希望の季節

THE YELLOW MONKEYの東京ドームライブに行ってきた。大規模音楽イベントが自粛になって以降、東京ドームで初めての有観客ライブだったらしい。イエモンファンのみならず、エンターテイメント業界全体が注目するであろうこのイベントに、幸運にも参加できたこ…

狭量

午後、自宅で枯れてしまった植物の代わりを買おうと仙川の島忠へ行った。肩ひじ張らず、ホームセンターで安くさくっと買えばいいんだと気づいた瞬間に何となく視界が開けたのが2週間ほど前。たくさんの植物が並ぶなかから、ゴールデンプリペットとコロキア…

本を読むときの、本に対する態度

風呂場でお気に入りの本を読みながら、ああそうか、本を読むことはそういうことなのか、と妙なところで安堵した。最後の「静寂」のページは空欄だ。そこに自分なりの静寂を思い描く。その直前のページは「静けさを理解し、世界を遮断する悦びを得る方法」と…

写真集

写真集専門の書店に行った。吉祥寺駅を降りて、井の頭公園をつっきるように歩く。住宅街の先にあるその小さな書店に入るには、まず呼び鈴を押して店主に扉を開けてもらうことから始まる。消毒をして、静かに店内に入った。あっという間に見尽くしてしまいそ…

メモすることと、丁寧に伝えること

管理組合の理事会に出席しているときのこと。大規模修繕工事の流れについて質問されたので、こたえていたら、それを熱心にメモをとっている理事の方がいらっしゃった。 もう何度も言われ続けているし、自分もその重要性はしっかり認識しているはずなのだけれ…

マザーリーフ

植物をいただいた。どうぞ、ぜひ育ててみてください、と手渡されたのは、大きな葉っぱのギザギザした先に小さな葉っぱがびっしりついた植物。なんでも「マザーリーフ」というらしい。 自らの葉を栄養分にして、その表面から葉がさらに育っていく。そんな「つ…

文喫

本屋の本で知って興味を持った「入場料制という新しい形態をとっている本屋」に行くために六本木へ。 本を買う買わないによらずお金がかかるという点では、これまで体験したことはあるけれど(滞在時間に比例して席料がかかる喫茶店など(※))、最初に一定…

糸電話

文房具屋が好きだ。別にこだわり文具を使っているわけでもなく、また、ないからといって特別困ることもいまはあまりないけれど、小さな文房具屋に入り、店に並ぶ文房具を見ていると、どうやって使おうか、とわくわくしてくる。 将来、例えば何らかの理由で仕…

FUGLEN 浅草(再度)

田原町~谷中~小石川と、本屋巡りで歩いた一日。 田原町は「Readin' Writin'」。谷中は「ひるねこBOOKS」。弥生坂の上にある「緑の本棚」を通って、最後に小石川の「Pebbles Books」へ。けっこう歩いた。 Readin’ Writin'のあと、浅草寺の方へ向かって歩く…

寛容になること

「行けたら行く」という言葉は、「行けない」という意味でほぼ間違いない。そういう意見もいまは多いと思う。飲み会に誘われた人が「行けたら行くよ」と答えたら、それは行きたくないということだと思ってよい、だから期待するな、というように。そのような…

カルテット

テレビドラマ「カルテット」をまとめて観た。リアルタイムでは観ておらず知らなかったけれど、面白いよと紹介されて観たら、これがすごい面白かった。それぞれ境遇の異なる4人が、それぞれ隠し事をしながら弦楽四重奏「カルテット」を結成する。こういう「…