2021-01-01から1年間の記事一覧

死と価値観

大晦日、風呂に入りながら「まる ありがとう」を読む。養老さんの愛猫「まる」が可愛らしいのはもちろん、「死」についての考えに触れ、新しい刺激を受けた。都会人は犬猫を愛玩動物として飼育し、そこから死を遠ざけようとする。誰もが必ず通る道であるにも…

大掃除

部屋の大掃除をする。いまの住まいに越してきたのが去年の4月だから、1年半経つことになる。昨年末に大掃除をした記憶があまりないので、今回が初めてかもしれない。重い腰をあげるとあれもこれもと見つかって、気づいたら汗をかいていた。 毎年、大掃除と…

Season20-9 生まれ変わった男

シーズン20 第9話「生まれ変わった男」 20年前にスーパーで起きた刺殺事件について、自分は被害者の生まれ変わりだと名乗る若い男が突然現れる。彼は被害者が死亡したその日に同じ病院で生まれたという。公表されていない状況を言い当てていて、ただのいたず…

THE YELLOW MONKEYを推す

特別お題「わたしの推し」 THE YELLOW MONKEY。彼らのことを「推し」と表現するとちょっとニュアンスが違う気がするけれど、「推し」→「スター」→「ロックスター」と変換すれば、しっくりくる。また、こんなカッコいい音楽があるよ、だからもしよかったら聴…

あっけない年末

東林間に遊びに行ったときは、たいてい立ち寄るロールケーキ屋がある。ふわふわのスポンジと生クリームが美味しい。そう頻繁に寄れる場所ではないので、東林間に来て、帰りに駅に向かいながら歩いていると真っ先に思い浮かぶ。今日もそうだったのだけれど、…

熊谷~渋谷

渋谷から熊谷までの高崎線。目的地まで1時間以上かかる。実家の最寄り駅から池袋までの東上線がちょうど1時間くらいだから、それ以上ということになる。1時間電車内にいたら、たいていのことはできる。考え事をしていてもウトウトしていても飽きるくらい…

君が羽を痛めたなら

君が羽を 痛めたなら 癒えるまでずっと 星を灯すよ いつまでも (LUNA SEA / LUCA) LUNA SEAの充電の知らせをオフィシャルで知り、心があたたかくなった。ゆっくり、マイペースに活動しているいま、何も言わずにそのまま活動休止することもできただろう。け…

Season20-10 紅茶のおいしい喫茶店

シーズン20 第10話「紅茶のおいしい喫茶店」 「紅茶のおいしい喫茶店」この言葉からたいていの人(一定以上の年齢の方)は、柏原芳恵の「ハロー・グッバイ」を思い浮かべるという。「紅茶のおいしい喫茶店 白いお皿にグッバイ...バイ…バイ♪」と始まる歌が有…

登戸2号線 book

面白そうな本のイベントがあるというので、久しぶりに登戸に遊びに行った。10年くらい前に営業の仕事で訪問していた駅前の街は、時を経てほとんど来たことのない街になっていた。どっちがどの方角なのかを掴むことが全然できない。 区画整理で工事中の建物や…

甘やかし

RUN

昨日に引き続いてジョギング。昼間まで自宅にいると、走りたくてうずうずしてくる。念入りに準備運動をして、身体がほぐれた感覚に満足する。家を出ると、寒すぎないちょうどよいいい天気でなんだか嬉しくなる。駅の方へ向かうと人が多くてつらいから、逆の…

拮抗

RUN

しばらくサボっていたので、久しぶりにジョギング。 10分ほど走ったらすぐにバテテてしまったので、やっぱり少しづつでも続けなければ効果がないのだと思う。無理に続けようとすると辛いから諦める→久しぶりに走ると久しぶりであることが原因で辛いことが分…

本の定期便の面白さ

毎月必ず本が届く定期便(定期購読)で2店、本を読んでいる。ひとつは3年前に出会った絵本専門店による、絵本の定期便。もう一つは、地元からほど近い川越の本屋の定期便。どちらも自分自身で選びえないような本がさらっと届くので、面白い。自分も本屋と…

Island

心が疲れたら 歌でも歌いながら あの日蒔いた種が育った 名前のない島へ行こう (吉井和哉 / Island) 発表からだいぶ遅れて吉井和哉「Island」を聴いた。新曲「〇か×」を聴いて刺激を受け、その前の「みらいのうた」を聴きなおして、ふと思い出したからだ。…

習慣にすること

何かをずっと続ける、ということについて、わたしが勝手に師としているのが、松浦弥太郎さんだ。例え小さなことでも、続けることに大きな意義があって、続けることで大きな成果が得られる。そう思っている。 とはいえ、彼に影響を受けて毎日続けようと思った…

幼馴染

小学生のころからの幼馴染に、数年ぶりに会った。駅ビル内のカフェでそわそわしながら待っていたら、彼女は颯爽と、子供のころと変わらない笑顔でやってきた。4人の男の子を育てる母である彼女はそれはたくましく、しかし昔の面影もそのまま残していて、安心…

そば屋と散歩

久しぶりにジョギングをしなければ、と思いながら朝を迎えた。寒いくらいの気温でなかなか外へ出る気力がわかない。ただちょっと所要もあったので、散歩がてらに昼ご飯を食べに出かける。 目当てのそば屋は定休日。それではと気になっていた洋食屋へ行くも、…

ミルクレープが好き

ミルクレープが好きだ。しばらく前、自宅近くにオープンしたケーキ屋さんで買って食べたら美味しくて、虜になったのがきっかけだと思う。断面を見ると、薄いクレープと生クリームが層になっている。以前、どれくらいあるのだろうか気になって、その層の数を…

朝令暮改を許さない空気

「朝三暮四」について考えたのでもう一つ、似た言葉で「朝令暮改」がある。朝に発言したことと違うことを夕方に言う、つまり言動に一貫性がないことを指す。コロコロと方針を変える上司に振り回される部下を例にして、しばしば良くないこととして用いられる…

朝三暮四に甘んじる空気

「朝三暮四」という故事成語がある。宋の時代、トチの実を朝晩それぞれ4粒づつ食べていた猿に、コストカットを強いられた飼い主の狙公が「朝3粒、夕4粒与える」と言ったら猿が激怒した。そこで狙公が「わかったわかった。では朝4粒、夕3粒与えよう」と…

紅葉するブルーベリー

今週のお題「赤いもの」 自宅のブルーベリーが紅葉している。少し前に窓を開けたとき、そのわずかに赤を帯びた葉に秋を感じた。 まだ葉が緑だったころ、少量採れた実をていねいに摘んで、食べた。去年が1~2粒だったのに比べると、まずまずの成長だ。その…

落ち着いて自由が丘を

街に活気が戻っているのを、外を歩きながら感じる。 ちょっと買い物へ行こうと駅の方へ向かうと、自由が丘の街にはたくさんの買い物客が集まっていた。コーヒーフィルターを買おうと立ち寄ったTODAY’S SPECIALはいままで見たことないくらいの客の多さ。土曜…

スーツケース

去年、引越の機会にスーツケースを処分していたことに気づいた。ほとんど使うことがないと判断したのだろう。その判断は半分正解で、半分外れている。確かに泊りがけの旅行に行く予定はいまのところない。使いもしない大きなスーツケースをずっと置いておく…

久しぶりのジョギング

RUN

久しぶりのジョギング。 3か月前、毎日続けようと割と強く誓ったのに、結局はサボってしまった。平日含めて毎日だとさすがに大変だ。日中仕事をしているのであればそれなりに頭も体も使うから、ジョギングしなくても体がなまることはなく、夜にはちょうどよ…

狭量の理由

自分が狭量であることを認めたうえで、なぜそう思ったのか、冷静に振り返る。 コンビニATMで振り込みをしようとした。相手の口座はゆうちょ銀行口座。操作をしていると「店番号」を求められた。ただ相手が指定してくれた口座情報にその店番号が書かれていな…

好きな「相棒」ストーリー10選

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 右京さんの相棒が甲斐君になったあたりから、大好きな「相棒」をリアルタイムで観れていない。年末年始に帰省したときに元日スペシャルを観るくらいだろうか。DVDや配信動画などでいつかまとめて観て楽しもうと…

スターバックスではなくヴィドフランスへ

久しぶりに妙典へ。このまちで独り暮らしをしていた頃、毎週のように通っていたイオン。そのフードコートで、ちょっと早めの昼ご飯を食べながらのんびりしていた。はなまるうどんの塩豚温玉ぶっかけに、唐揚げとかき揚げ天をトッピングして食べるのが本当に…

そこに居続けること

久しぶりに下北沢の街を歩いた。なのでふと思い出し、数年前に一度訪ねたきりだったお店に行ってみた。小さいけれど厳選された商品が並ぶ雑貨店。すぐ手前に工事中の空きテナントがあったので、あれ、移転しちゃったのかなと一瞬不安がよぎった。目的のお店…

本の化学反応 ~book chemistry~

ただ単に本を紹介するだけでなくて、例えば2冊の本を選んで、その2冊が結びつくことで得られるものを紹介することができたら、面白そう。つまり本の化学反応。ブックケミストリー。水素と酸素が結合して水になるように、2冊の本が結びついて新しい価値が…

快感を得るためという動機づけ

RUN

ジョギングをする理由を、「ダイエットのため」とか「体力をつけるため」としてしまうと、つい挫けてしまい、長続きしなさそうだ。最近は、「ただ走りたいから」「走っているときの気持ち良さを味わいたいから」というふうに自分に言い聞かせて、走っている…

働き方のグラフ

将来のことをどこまで具体的に想定して行動するかが、生きる上で大事なのだと感じます。目の前のことだけに集中するのも良いのですが、広い視点に立って考えてみたら、目の前の行動がもしかしたら無駄なことなのかもしれないと気づく、ということもあると思…