2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自分を変えること

「相手のことを変えようとするのは難しい。それよりは自分を変えた方が良い」こういった意見に対して、「いやいや、なんでつらい思いをしている自分が変える努力をしなければならないのか」という反論をSNSか何かで目にした(facebookだったか、タイムライン…

剣道部の稽古の思い出

RUN

日課のジョギングをしながら、高校時代、よく暑い日も休まず部活動を続けることができたなぁ、と振り返る。 剣道部に所属していた。うだるような暑さの中、道場に入って道着に着替え、防具をつける。面をかぶったら、もうサウナの中にいるようなものだ。それ…

どっちつかずに耐えること

荒井裕樹「まとまらない言葉を生きる」を久しぶりに読んだ。しばらく自宅の本棚から離れていたものが、手元に戻ってきたので。タイトルを読んで「いま自分が読むべきことが書かれていそうだ」という予感があって、期待しながら読んだのが1年くらい前だった。…

北千住

ブックイベントに行くために北千住へ。北千住駅で降りたことはいままでなかったかもしれない。JR、東京メトロ、東武線、つくばエクスプレスが乗り入れる大きな駅で、人も多く賑やかだった。西口を出て、駅前通りを歩くと、飲食店がたくさん軒を連ねていた。…

ペッパーズ・ゴースト

一日だけ帰省。電車内で伊坂幸太郎「ペッパーズ・ゴースト」の単行本を読む。2年前、発売直後に買ったのに、まだ読み終わっていない。この場合、読み終わっていないという表現は、正しくはあるけれど事実を正確に表現しきれていない。ちびちび読んでいるのだ…

皿洗いと静寂

ほぼ毎日やっている家事のひとつに、皿洗いがある。夜、寝る前に食器を洗い、拭き、乾かす。その一連の作業がやり終わらないことには、安心して寝ることができない、とまで思うようになった。それをやらないと安心できない、と言うと多少ネガティブに聞こえ…

申し訳なさを帳消しにする

休日、一日中家でのんびり過ごしていた。壁面本棚を眺めながら、最近は本が増えるペースが落ちたなあと思う。いや、落ちてしまったということではない。自らそうしているに過ぎない。いま棚にあって、読み終わっていなかったり、まったく読んでいなかったり…

サグラダ・ファミリアの完成を前に想うこと

東京国立近代美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催中で、これは行きたいな、と思っていたのだけれど、オープン直後からものすごい来場があるようで、なかなか行く日を決められずにいた。職場から歩いて行けそうなので、平日の仕事終わりに行…