2022-01-01から1年間の記事一覧

大晦日-相模湖

大晦日。ここ3年ほどは、相模湖の古民家カフェに注文したおせちをいただきに行っている。そして今年も。ぜいたくな正月を過ごせる有難さをかみしめる。 毎年同じことを思うのだろうけれど、今年は特に、後半から年末にかけての時間の経過が早く、あっという…

不惑

来年2023年に40歳になる。まだまだ先だと思っていたことが、もうすぐそこまで来ていて怖い。 40歳の誕生日を迎えるその日までに、何か大きなことを得たいと思って会社を辞めたのが去年だ。38歳、39歳の2年間を、人間力を高めるための準備期間、修行期間のよ…

クリームパン

パンの中では断トツで、「クリームパン」が好きだ。カスタードクリームがただ好きなんじゃないの、と言われるとそれまでだけれど、パンとカスタードクリームの組み合わせがたまらなく良いのだ。シュークリームも大好きだし、エクレアも大好き。でも日常的に…

本のブレンド

本とコーヒーは相性がよい組み合わせだとずっと思っていて、読書の時間をより快適にするアイテムの一つにコーヒーがある。あたたかいコーヒーを飲みながら本を読む時間なんて、最高だ。 コーヒーには、ブレンドというものがある。複数の産地の豆を混ぜること…

神保町と皇居ラン

来年の4月から、職場がお茶の水に変わる。住所で言うと、千代田区駿河台。大学が多い街だ。自分が大学生の時はそれほどお世話になっていなかったけれど、駅前の画材屋さん「レモン画翠」には何度か、模型道具やクロッキー帳などを買いに行った、と思う。 そ…

とっておくか処分するかの二択

部屋の本を片付けていると、必ず迷う瞬間が出てくる。この本はずっととっておこうか、もしくは処分しようか、という二択の迷いだ。 気に入っている本については迷うことはない。問題なのは、自分で選んで手に取ったのではない本だ。自分で「読みたい」と思っ…

白湯

昼間、仕事中に温かい飲み物を飲む。それはお茶でもなく、コーヒーでもなく、お湯だ。ポットでつくったお湯をそのままマグカップに入れて、飲む。それがもう習慣になった。味はなくても、飽きずに飲めるのが良い。コーヒーは大好きだけれど、昼間の事務仕事…

その外国人女性は

仕事終わりの帰宅途中。中目黒駅で日比谷線を降り、ホームで東横線を待っていると、若い外国人女性がスマホの画面を見せて尋ねてきた。「シブヤ、コレ?」スマホの画面には東横線の路線図が表示されている。 目の前の東横線は元町・中華街駅行きだから、行く…

クリスマス会とM-1

昨日は、前職でお世話になったコーポラティブハウスの入居者に恒例のクリスマス会にお誘いいただき、出席した。退職して1年が経っているにもかかわらず、入居者同士の集いの場に呼んでいただけるなんて、夢のようだった。他人と一緒に食事をすること自体が激…

逆戻りしないように

RUN

毎日ジョギングを決意して始めてから、1ヶ月半。身体が徐々に慣れてきているのを感じる。続けられそうだという、根拠のない自信に満ちあふれるというのもあまりない。思えば昔から、三日坊主の繰り返しだった。 一日あたりの走る距離を短く設定しているのが…

健康診断

先日健康診断を行った。会社の健康診断を毎年行っていたのが10年くらい前に終わって、それ以来行っていなかった。特別健康に自信があったわけではない。なんとなく行わないまま過ぎてしまった、というのが正直なところだ。 健康に自信があるわけではない、と…

心を波立たせない

心を波立たせないこと。松浦弥太郎さんの本に何度か登場するこの言葉を、いつも自分に言い聞かせて過ごしている。いつも言い聞かせている、と言ったのは、意識しないと実践できないからだ。何かあるとイライラし、ドキドキし、ヒリヒリする。もういいオトナ…

仲間はずれにしない音楽

医師の稲葉俊郎さんとの共著「見えないものに、耳をすます」のなかで、音楽家の大友良英さんが音楽とのかかわり方について興味深いことを言っていた。仲間はずれにしない音楽。これは音楽に限らず、居心地の良い空間、ひいては快適な暮らしをつくるうえで、…

ラパン

ふと、大学時代に好きで良く聴いていた音楽のことを思い出した。「なんで今更それ?」と言われそうだけれど、当時ラグタイムが大好きだった。クラシックギターのアンサンブルサークルに加入していて、3年生の定期演奏会では、自分で好きな曲を選んで練習し演…

濃密な二日間

今週末は濃密な二日間だった。 26日はたねまめマルシェへ。久々の開催で、これまでたねまめの一ファンに過ぎなかった自分が、出店者の立場で携わる機会を得た。オリジナル作品を展示販売する作家さんや農家さん、お菓子屋さんが多い中、本を売るに過ぎない自…

夜、走る

RUN

ジョギングを続けている。11月5日から、毎日。まだ1ヶ月も経っていないのでまだまだこれからだけれど、今回はずっと続けていけそうな自信がある。なんでかは、よく分からない。 朝、仕事へ向かう前に走ることがほとんどだったけれど、昨日今日は、起きるのが…

道草せず

土曜日。昼過ぎまでは、完全にオフだった。少しジョギングをして、植栽の水やりをした程度で、どこへも行かず、のんびり過ごす予定だった。ふと仕事の用事を思い出し、下北沢へ行ってしまった方が良いと気づいたのは、昼ご飯を食べてゆっくりしている時だっ…

少しでもよい人間になりたい

私も本を置いている下北沢の本屋「BOOKSHOP TRAVELLER」で、面白そうな選書フェアが始まった。宮崎智之さんの選書による「過去と現在をつなぐ日本の随筆フェア」というものだ。エッセイという言葉に置き換えることが多いけれど、そのテーマに注目して本を読…

気持ちの余裕

いつもの美容院。鏡の脇にモニターがあって、いつもABEMATVが流れている。貫禄あるアナウンサーのようにしゃべる柴田阿弥さんは、もはや元アイドルと言っても誰も分からないのかもしれない。 「日常のなかでつい『チッ』と思ってしまうことは?」という質問…

走ることを続けようと決めた言葉たち

RUN

昨日から始めた「毎日ジョギング」。今朝は寒くて起きるのに若干苦労したけれど、でもきちんとやろうと思っている。そうか、これからの時期は「朝寒くて家から出るのがつらい」という難敵がいるんだった。ちょっとハードルが高いタイミングだっただろうか。…

2022年11月5日から

束の間の休日。明日からまた仕事があり、来週からは土日も自営業でのやるべきことが続くので、今日はどこへも行かずのんびり過ごそうと決めていた。荷物の集荷対応をして、ちょっとジョギング。自宅まわりの草むしり。あとは、本の仕入れ、選書をするくらい…

無印良品とタバコ屋と水

妙典のイオンに新しく無印良品がオープンした。今日、初めて店内に入った。2階のフロアー、本屋の前から奥までの広いスペースがフローリング貼りで、印象の異なる空間になっていた。 その店内を歩いていて、ふと目に留まったのが、給水機。用意した水筒など…

独学大全

ブックオフで買取を待っている間。本をざっと眺めていたら、急に独学をしなければ、という焦燥感に襲われた。 読書猿「独学大全」が数冊陳列されている。流行の言葉で言うと「鈍器本」だ。分厚くて、内容も濃い。本を買うことに慣れていない人にはそうとう買…

亀山薫

「相棒」に亀山薫が帰ってきた!大学生くらいの頃からリアルタイムで観ていて、「右京さんの相棒と言ったら薫ちゃんしか考えられないでしょう」と思っていた自分にとっては、まさに寝耳に水なニュースだった。 Season2とか3くらいからだろうか。薫ちゃんのカ…

ジョギングの目的

RUN

またちょっと久しぶりになってしまったけれど、午前中に少しジョギング。 ジョギングの目的をきちんと頭に入れて、その目的を達成するために走っているのだということを強く意識する。そうしないと実行できないのだと思った。別に嫌々やっているわけではない…

地元で食事

久しぶりに地元の友達と会って、食事をした。小学、中学の同級生3人と。 久しぶりに会った友達はまた一段と大人になっていて、こういうときはいつも「自分も頑張らなければまずい」と焦ることになる。子供を育てながら仕事をがむしゃらに続ける彼女。営業職…

書く理由

若松英輔「詩集 幸福論」を、湯船につかりながら読んでいる。冒頭の5編ほどをゆっくり読んだだけで、この本を買って手元に置いている価値があると思っている。特に「多忙な人」は強く心をつかむ。どうにかして他人から忙しそうに見られるようにしたい、と考…

食器は乾かしてからしまう

本を読んで新しいことを知り、「これ試してみよう」と思うことがたくさんある。例えば今日、だいぶ昔に買った「すっきり、ていねいに暮らすこと」を久しぶりに読んだ。暮らしを快適にするコツが女性目線で書かれていて、男にとっても参考になることが多い。…

流鉄

馬橋駅でJRの改札を出て、流鉄流山線に乗り換える。スイカが使えないので、券売機で切符を買った。電車移動時にアナログ感を思い出させてくれるのは、いまはもう流鉄くらいしかない。 本を詰めたキャリーケースを持ち上げながら、階段を降りる。ほんの少し異…

日記を書くこと

そうか、このブログを始めたときも、頭に描いていたことは「日記を書くこと」だった。その日にあったことをきちんと言葉に残しておく。そうでなければ忘れ去ってしまうようなことも、文字にすれば消えない。10年後に見返して「このときはこんなことを考えて…