白湯

昼間、仕事中に温かい飲み物を飲む。それはお茶でもなく、コーヒーでもなく、お湯だ。ポットでつくったお湯をそのままマグカップに入れて、飲む。それがもう習慣になった。味はなくても、飽きずに飲めるのが良い。コーヒーは大好きだけれど、昼間の事務仕事中に飲むのは、今はもっぱら、白湯だ。

 

今日、カフェに出張して本を売った。表で販売していると、風が冷たくて寒い。途中、耐えられなくなって店内に入り、席に座ってあたたまっていたら、店員さんが気を効かせて白湯をくれた。コーヒーを二杯飲んだ後だったから、もうコーヒーはいいかなと思い、でも水をもらうのもキツイなぁと思っていたところでの白湯。ちょうど欲しいのだけれど、こちらからくださいと言いにくいものを察知してパッと出してくれる感じ。ホスピタリティって、こういうことを言うのだと思った。彼女はきっと「それくらい、当たり前ですよ」と謙遜するだろうけれど。