2024-01-01から1年間の記事一覧

熱中症になる前に

昼間、仕事があって外に出たら、暑さで身体がやられてしまうのではないかと本気で思った。走ったわけではない。運動と言えるようなことは一切していない。ただ駅を出て、目的地まで歩き、建物の点検をして、また駅に帰ってきただけだ。それだけなのに、直射…

誰に当たっていいか分からない苦しみの中を

まとまった休日があれば、その時間を使って溜まっている事務仕事を片付けよう。そうやって休日になる前はいつも決意しているのだけれど、それが思い通りにいった試しがない。たいていが、ぐだぐだしているうちに時間が過ぎていき、夜になり、もう寝よう、と…

コピー機の釣銭の話

午前中、目的地へ向かう途中、ネットプリントをしなければと思い、セブンイレブンに立ち寄った。QRコードをかざすと、料金が提示される。A4用紙3枚分で60円。100円玉を入れた。しかし、何度入れても釣銭口から出てきてしまう。10円玉の釣銭切れ、と画面に表…

自分にとっての適度なペース

RUN

昼間、久しぶりのジョギング。暑い日中はつらいけれど、走れてよかった。リフレッシュできた。 体調を崩したり、面倒臭がったり、天気が悪かったり(雨だったり暑かったり)が重なって、このところ走れていなかった。毎日でなくてもいいや、と気を抜いたら最…

絞ること

何かを長く続けるということを、自分の一つの強みとしてきた。続けることでしか得られないものが必ずあるはずだからだ。続けていれば感じることができた達成感を、やめてしまうことで味わえなくなる。それではもったいない、と。 そして、その「続けること」…

腰の痛みが

また腰を痛めた。しばらく安静にしていたことで忘れかけていた痛みが、またやってきた。原因はよく分からない。雨が降って暑いのだか涼しいのだかよく分からない天気に惑わされたのだろうか。昼ご飯を食べた後にもかかわらず、祖師ヶ谷大蔵の駅そば屋さんで…

火山灰のように降り積もる言葉

「生きる力を削ぐ言葉」という言葉に、「まとまらない言葉を生きる」(荒井裕樹/柏書房)で出会った。今の社会にまん延しているように見えるものをピンポイントで示した言葉だなあと最近強く思う。 言葉には「降り積もる」という性質がある。放たれた言葉は…

腕時計を

腕時計をつけなくなってもう何年も経つ。昔は大好きでずっとつけていたけれど、ある時急に、関心がなくなった。仕事をする室内でも、駅のホームでも、飲食店でも、見渡せばたいていどこかに時計があって時間が分かる。どうしても分からなければスマホを見れ…

「今日はダメだ」に怯えない

週末限定更新をうたって続けてきているこのブログ、そろそろサボり癖がついてきたようだ。机に座り、パソコンの画面を広げ、深呼吸をしても、なかなか文字を起こすことができない。 とは言え、そんなに強い信念を持てているわけではない自分が一つのことを15…

6月

平日昼間の仕事環境がちょっとだけ変わったのが4月。それからもう2か月が経ったことになる。目の前のことに集中しているからとはいえ、時間が過ぎるのが本当に早い。年々その早さを増しているように感じる。 最近は、目の前につらいこと、苦しいことがあって…

時間割の大切さ

まる一日のオフであれば特に、そうでなくても、午前中に仕事を終えて午後何も予定がない半日オフであったりすると、とたんに無気力になるのはなぜだろう。こういう予定のないオフも必要なのは分かっている。ないと、精神的に苦しくなってつらくなる。ただ、…

できることの折れ線グラフ

やろうと思っていたことが、期日までにできなかった。そういうときに人は、ものすごく大きなストレスを感じるのだと思う。自分はできると思っていた。これくらい簡単だ。自分に自信があればあるほど、できなかったときの落胆が大きい。あれ、自分はこんなこ…

渋谷から熊谷まで

電車内の話。いま住んでいる自由が丘から、実家の近くである東上線の森林公園駅まで、直通で走る電車があって、帰省するとき等はその直通電車になるべく乗るようにしている。多少時間がかかっても、乗り換えずに目的地までたどり着けるのは楽で嬉しい。とは…

シニカル

仕事で昨日、今日と二日間、埼玉に行っていた。昨日実家に行って一晩泊まり、今夜帰宅。往復3時間の電車移動は、日をまたぐとは言えやはり疲れる。そして明日からまた平日の仕事が始まる。忙しい自分に酔っている、たぶん。 「おりこうさんたちの方が操られ…

計画を立てるための連休に

連休前に、まとまった時間をつかってあれをやろう、これも片付けよう、と意気込んだことはたいてい、実現しない。いや、実現「しない」というと、実現させる主体が自分にはなく、どこか他人任せなニュアンスが感じられてしまうから、使うのはやめよう。いつ…

雑草と

雑草をとるのが好きだ。生命力の強い雑草がどんどん延びてくる様子を見ると、「ああ、また延びてる」とうんざりもするのだけれど、同時に、「よし、取る雑草がまた出てきたぞ」と嬉しくも感じられる。言葉では言い表しがたい、なんだか複雑な感情が芽生える…

物欲

モノを買いそろえたい、という物欲がほとんどなくなった。ゼロになったわけでは当然ないのだけれど、だいぶ少なくなった。昔は、カッコイイ腕時計があれば自分の士気を上げる目的で買おうと決めて、お小遣いをためた。シンプルで大人っぽいスニーカーがあれ…

迷ったら譲る

駅のホームなど混雑する場所で、他人をよけて歩くのが下手になったんじゃないかと思うことがある。最近は特にそうだ。相手がよけようとするその動作に合わせることができず、ぶつかりそうになる。横から他人が近づいてくるとき、立ち止まらずに済みそうかな…

紳士のバンド

27日はTHE YELLOW MONKEYの東京ドームライブに行ってきた。2020年に活動を休止して以来。長かった。 「バラ色の日々」のキーボード音で一気に涙腺が緩み、これまでもがき続けてきた、出口の見えない窮屈さのようなものから解放されたような気がした。観客が…

文字を丁寧に書くことについて

手帳に今週の予定ややるべきことを書き込んでいく。その、手帳にササっと刻まれていく自筆の文字を見ながら、字を丁寧に書く、ということについて考える。 字を丁寧に書くことを意識するようになった、一番最初のきっかけは何だっただろうかと振り返ると、大…

続けることの方が今の自分には重要

RUN

日課のジョギング。昨日は夜に食事会があって帰りが遅く、またお酒も少し飲んでしまい、そのあとに走ることができなかったので、少し足が重かった。一日サボっただけでこうなるのだから、毎日続けることの力は本当にあなどれない。 しかし最近は、体調不良や…

程遠い

駅のホームに着いてから電車が到着するまでの待ち時間が長かったり、ようやく来た電車が目的地手前で止まってしまう電車だったり。そうした「電車移動にまつわるイライラ」を、ここ最近特に強く感じるようになってしまった。以前はなんとも思わなかったと思…

朝、窓を開ける

「あさになったのでまどをあけますよ」絵本の読み聞かせで聞こえてくる声。朝、眠い目をこすりながらもベッドから離れ、まずブラインドを上げて窓を開ける。そうやって光と風を室内に送り込む自分の姿を想像した。いいじゃない。前日のムカムカが多少頭に残…

黄金の猿

SHINE ON SHIN ON どこか懐かしくて安心感のあるメロディ。「うん、これだよね」と思わせてくれる安定のリズム。期待を裏切らずにそういうものを与えてくれる彼らの活動がとにかく嬉しい。映像の中の黄金の猿が一段と輝いて見える。 4月末には待望の東京ドー…

ラーメンの誘惑

遅めの昼ご飯。久しぶりにラーメンが食べたいと思い、ラーメン屋に入った。緊張する仕事を終えた後だったので、解放感もあった。ラーメン大盛りと、サービスのご飯をたっぷり食べた。 つい最近まで、ラーメンとご飯をセットで食べても、食べ終わった後にほん…

ダイジョブ、ダイジョブ

はなまるうどんで早めの昼ご飯を食べていたら、レジに並ぶ女性と店員さんとのやりとりが聞こえてきた。 店員さん「ねぎはお入れしてよろしいですか」 女性客「あ、大丈夫です」 店員さん「ねぎ抜きですね。かしこまりました」 言葉尻は多少違ったかもしれな…

ほんのわずかな「チクショー」をなくす

大きな仕事が一段落し、ほっとし、急に緊張の糸がほどけた。帰り道、寄り道してケーキ屋に立ち寄る。シュークリームが格別においしいケーキ屋だ。節目だし、たまにはいいだろう、と思った。 夕方近い時間帯だったからか、目当てのシュークリームがなかった。…

いちいち考える

森田三和著「サンドイッチブルース」(ループ舎)が好きで、下線を引きながら繰り返し読んでいる。今日は行きつけのカフェで、久しぶりに読んだ。 自分に正直にいちいち考えて判断していると、きっと明るい未来がやってきます。 「いちいち考える」のはなん…

じたばたしているときこそ「ふだん通り」に

内田樹「街場の大学論」を通勤の電車内で読んでいる。大学で働いているので、大学を取り巻く環境について少なからず考えなければいけない、という危機感があり、それが20年近く前の文章を読む動機づけになっている。 今日、そのなかで「ぐさっ」とくる言葉に…

蕎麦屋でみる東京マラソン

昼間、お蕎麦屋さんに入ったらテレビが点いていて、実況の声が興奮味を帯びていたので何気なく見たら、外国人選手が颯爽と走っていた。そうか、今日は東京マラソンの日か、とようやく思い出した。ヘトヘトになりながら走った十数年前を思い出す。 お蕎麦屋さ…