年末のハイレベルな課題

例年どおりといえばそうなのだけれど、また長めの冬休みをいただいて年末年始を過ごしている。昼間の勤務仕事は20日で仕事納め。年明けの始業が7日なので、2週間と少し、ほぼ半月は休めることになる。年明け、仕事をするために家を出られるだろうかと心配になるレベルだ。休みが始まる前は正直、胸がおどった。さてどうやって有効に使おろうか、と考えるのが楽しかった。

 

実際には、自営業の出張、店番があったり委託の在宅メール対応があったりして、数日間は仕事をしていた。だいたい自営業は休みがあってないようなもの。自分自身で休みだ、と言ってしまえば休みだけれど、裏を返せば、客観的には休みである日を業務日に変えるのなんて容易であるし、むしろこういう時こそ、書評を書いたり出店のためのミニエッセイを書きためたりすべきとも思える。「仕事は仕事。ちゃんとやる。そのかわり休みは気兼ねなくちゃんと休む」こうしたオンとオフのメリハリをつけた考え方が割と正しい大人のあり方なのだろうと思っていたけれど、本当はそうでもないのかもしれないな、というのが今の私の本心だ。本当に仕事に忠実で、真面目で、熱心で、誠意を持っている人は、オンとオフの境界線があまりない、行ったり来たりがスムーズにできる地続きな生活スタイルなのではないだろうか。

 

21日は熊谷へ店番に行ったあと、委託仕事のクライアントに誘ってもらい、クリスマス会に参加した。翌22日は行徳で月に一度のカフェでの出店のあと、その足で吉祥寺へ行き、前職の元同僚主催のクリスマス会に顔を出した。普段と何ら変わらない、仕事と半分遊びが混じりあったような、緊張しつつも有意義な二日間だった。

 

23日からの3日間は、在宅でメール対応。常時机に向かっているわけではないので、大半は休みを満喫するようにのんびりしていた。その23日の夜だけは事務所の忘年会&長年働いたスタッフの忘年会。楽しかった。

 

26日から大晦日まで、とんでもなく自由な日が続く。そのことにうきうきしていたら、25日の夜に体調を崩した。26日はとても動けず、27日にようやく近くのクリニックに行けて、診察してもらえた。インフルエンザだった。少なくとも10年以上は縁がなかった、あいつだ。懐かしさすら感じさせる苦痛に惑わされながら、今日30日までの間、結局静養に費やしている。

 

年末の段になって、突如インフルエンザというハイレベルの課題を出してくる運命に、めまいがする。一筋縄ではいかないというのは本当だ。でも普通に解熱して、体調もよくなり、こうして年を越す準備ができているのだから、結果オーライだ。