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テラサで「相棒」の過去作ばかり観ている。ずいぶん昔に観てなんとなく記憶に残っていたものから、何度見ても感動する傑作まで。亀山薫、神戸尊、甲斐亨、冠城亘という相棒の変遷をたどるのも面白い。そして大好きな亀山薫が戻ってきて、また活躍している場面を観ると、自分が彼に同化して、自分も彼のように、戻るべき場所に戻って価値あるものを発信できるような存在でいられたらいいなあと羨んでいる。

 

今月からスタートするシーズンは23。観はじめたファーストシーズンはもう22年前ということになる。22年前、ファーストシーズンの寺脇康文さんが、実は今の自分よりほんの少し若いということを今日知った。私はあの頃の寺脇康文さんより年上なのか。なんだか急に、自分が情けない、頼りない存在のように感じられた。