逆戻りしないように

毎日ジョギングを決意して始めてから、1ヶ月半。身体が徐々に慣れてきているのを感じる。続けられそうだという、根拠のない自信に満ちあふれるというのもあまりない。思えば昔から、三日坊主の繰り返しだった。

 

一日あたりの走る距離を短く設定しているのが功を奏しているのかもしれない。もっと走らないと走る意味がないだろう、と意気込んでしまうと、身体がつらさばかり覚えて続かないと思う。たくさん走って断念してしまうより、一日あたりは短くてもずっと続ける方がはるかに有意義だ。私の身体はきっと「ちょっと足りないくらい」を求めているのだと思う。

 

これを10年、20年と続けたらどうなるだろう、と考える。目標は30年だ。その数字に大きな意味はない。20年じゃ短くて30年なら満足、という数字的な根拠はない。30年やったらじゃぁ終わり、というつもりもない。ただ、私の身のまわりに、結成30周年を経てなおカッコよくい続けているロックバンドがいることが、励みになっている。そういう存在でありたいという目標になっている。

 

これからどんどんと寒くなってくるので、続けるためのハードルは高い。いまはまだ「えいや」で外に出ることはできても、1月2月となると厳しいかもしれない。それでも、続けなければダメだと体が言っている。寒いからと言って辞めてしまっては、また三日坊主だったあの頃に逆戻りだ、と体が言っている。