久しぶりに地元の友達と会って、食事をした。小学、中学の同級生3人と。
久しぶりに会った友達はまた一段と大人になっていて、こういうときはいつも「自分も頑張らなければまずい」と焦ることになる。子供を育てながら仕事をがむしゃらに続ける彼女。営業職だから商品をガンガン薦める立場なのに、「本当に必要だと思った人が買ってくれたらいい」とどこか達観している。一方、小中学生の頃とほとんど変わらない遊び心の持ち主である彼は、その彼女の大人っぽさに驚きつつも、趣味をとことん楽しむ「本気さ」を持っている。毎朝の自転車通学を共にした友は高校卒業後に地元で就職し、今もそこで頑張っている。一つの組織に長くいることができなかったことがコンプレックスの一つである自分にとって、彼のような働き方にはあこがれる。
コロナ禍になってから、仲間とこうして食事をすることがほとんどなかった。ほぼ2年半ぶりと言ってよい。最近はこういう機会に対して腰が引けて、外へ出るのが億劫になってきているのだけれど、こういう時間もたまには必要だと改めて思った。