ミルクレープが好き

ミルクレープが好きだ。しばらく前、自宅近くにオープンしたケーキ屋さんで買って食べたら美味しくて、虜になったのがきっかけだと思う。断面を見ると、薄いクレープと生クリームが層になっている。以前、どれくらいあるのだろうか気になって、その層の数を数えたことがあった。数は覚えていないが、1ホールつくるのに途轍もなく労力がかかるであろうことだけは感じ取れた。その1ピースを数分で食べてしまう自分は、手間暇かけてつくられたその労力をちゃんと受け止めきれているのか?と思うと、恥ずかしくなる。

 

東林間に行った帰りに、中央林間駅中のケーキ屋でミルクレープを買った。あとで店名を調べたら、ミルクレープの生みの親らしい。チョコにキャラメル、栗など複数のバリエーションがあったけれど、オーソドックスなミルクレープを選んだ。食べたらクレープの香ばしさと生クリームの甘さが交代しながらやってきた。想像していた以上の美味しさだった。

 

スイーツは大好きだけれど、好きなものはと聞かれると、オーソドックスなケーキ以外のものが多く頭に浮かぶ。シュークリーム、ロールケーキ、マスカットのタルト、クリームパン、カスタードホーン。そしてミルクレープ。自宅近くに美味しいお店が多く、それほど頻繁には行かないけれど、ありがたい。