2020-01-01から1年間の記事一覧

技術の蓄積が欲しい

いまこの本を読んでいる。タイトルで気になって手にしたものの、しばらく本棚に置いたままにしていた。 ぼくは蒸留家になることにした 作者:江口 宏志 発売日: 2019/12/10 メディア: 単行本 20年近く本を扱う仕事をしてた著者が「蒸留家」になるまでの話。著…

小さな庭を

地下1階のドライエリアから1階のテラス(と呼んでいる小さなバルコニー)に植物を移した。ユーカリの鉢植えは、一度は地下に降ろした重い鉢をもう一度上にあげるのに苦労したけれど、前よりも日の当たる場所に置くことができた。また、枯れてしまったハー…

鳥の目

リフォームの打合せでクライアントのお宅へ。一緒に行った設計のスタッフが事前に素案を出していて、その詳細の説明とそれに対する要望の確認、現地状況チェックが主な目的。正直、設計スタッフが主に説明を行い、自分が主導権を持って説明をすることはほと…

植物を育てる場所

ドライエリアで育てていた植栽を枯らせてしまった。失敗しながらでもいい、試行錯誤していこう、と気軽に始めたものだったけれど、やはりショックだ。思った以上にドライエリアの日当たりは良くないらしい。ちょうど日光があたる時間帯があるからと、鉢植え…

SNSへの祈り

昨晩huluで「3年A組」を観だしたら、止まらなくなって、結局最終話まで一気に観てしまった。終わったのは夜中の4時頃。寝て電気を消してしばらくしたら、外が明るくなってきて驚いた。 ストーリーは衝撃に次ぐ衝撃。クラスメイトの自殺の真相がはっきりした…

hulu

ひょんなきっかけでhuluに登録したので眺めていたら、ちょっと気になって頭の片隅にあったのだけれど観ていなかったコンテンツを発見した。せっかくの休みだし、と何の気なしに第一話を観たら、飲み込まれてしまい、続きの観たさにうずうずする。最終話まで…

奇跡を確かめる勇気を

日曜日。場所は松陰神社前。買い物ついでに立ち寄ったのは、3年前に一度入ったきりだった小さなカフェ(※1)。居心地こそ良いものの、座席数の少なさに入って長居するのもためらわれて、しばらく遠のいていた。久しぶりに入ったら、大きいテーブルがあいて…

ボナペティ

THE YELLOW MONKEYの名古屋ドーム公演配信を、待っている。 ドームツアー最終日の東京ドーム公演が中止になったのが4月。それから5か月が経とうとするいまも、まだまだライブだ!という空気が戻らない。そんな社会になってしまったことに愕然とする。でもた…

本を買ってプラマイゼロ

昨日、本棚からあふれた本を手放そうと思って古本屋に本を売ったのに、昨日今日とまた新刊書店で気になる本を買ったので、結果プラマイゼロになった。しかもこのところ気になる本はたいてい単行本で、大きい。どう考えても単行本より文庫本、新書の方がたく…

ブックオフと古本

久しぶりにブックオフで本を売った。在庫が少ないので買取を強化します、というニュースを見たというのもあるが、一番の目的は本棚の中を代謝させるため、だ。これはもう読まないだろう、という本も少なからずあるので、それは売るなり処分するなりしていか…

一生懸命生きることを「危うくするところだった」にしないために

このところ本屋に行くとたいてい平積みされている。どの本屋さんに行っても、だ。きっといま、社会がこういった考え方を必要としているのだと思う。であるからこそ、ちょっと自分はあまのじゃくに、そういう言葉に感化されるようだからいつまでたっても燻っ…

振り切った住まい

YouTubeを観ていると、住まいづくりやインテリアにこだわっている他人のアイデアを知ることができて、面白い。これまで、こうしたアイデアは暮らし関連の書籍を買って読むことでしか得られなかったけれど、いまは動画で簡単に観ることができる。作り手が無償…

できるだけ正直に、できるだけ自分らしく

仕事でウェブサイトをつくるということもあり、ウェブタイポグラフィについて勉強している。まだ始めたばかりで、どれだけ時間を費やしたらどれくらいの知識を得ることができるのか、さっぱりわからない。勉強したら、きれいなホームページがつくれるんじゃ…

前職での綾瀬の記憶

家族の実家の墓参りに出かけた。東武線の西新井駅を降りてバスに乗る。川口方面へ10分ほど、街路樹のサルスベリがきれいな道を進み、降りたところは荒川からほど近い場所だが、どこの駅からも遠い。うだるような暑さの中、それでも公園で楽しそうに遊ぶ子供…

書き記すことと実践すること

ただ本を読むだけではダメで、そこで得たことや感じたことなどを記して、実行して、はじめて自分のためになる。そういうことは頭では分かっていても、実践するのは容易いことではない。 きっと、本を読んで、先人の言葉からその重要性に気づき、頭にしみ込ま…

ユーカリ

ユーカリに出会った。なかなか見つからないなと思っていたところ、事務所の仲間に二子玉川のお店を教えてもらった。行ってみたら想像以上に大きな園芸店で、ちょうどいろいろな種類のユーカリが入荷していたタイミングのようだった。複数の鉢植えを見て、こ…

ドライエリア ガーデニング

休みの時間を使って、ドライエリアに植物を置こうと思った。簡単に言うと、ガーデニングだ。いわゆる「庭」というほどのものではないけれど、ドライエリアの一部を使って、植物を育てる。室内から窓の外を見ると、葉や土が見える。そういう自然のものを感じ…

これまでにない時間

昼間、少し仕事の後、連休へ。これだけどこへ行こうとも決めず、とにかく行動範囲を狭くして過ごそうと思ったことは、なかっただろう。せいぜいが、休みを満喫するために二、三日寝転がって過ごすくらいだ。でも今年はそうではない。積極的に「出歩かないよ…

緑の家

自宅のドライエリアをもっと充実させたいと思っている。あこがれはありつつも、なかなか手を出せずにいたガーデニングだ。 まずは植物を買って、置こう。ちょっと背丈のある、室内用の観葉植物ではなく、外用のそれだ。使う鉢ももう決めている。植物は、ユー…

弱さのちから

連休最終日、大型書店で新刊を手に取った。昨日はどんなに書店を探してもなかったから、今日店頭に並んだのか。彼の本はとりあえず買って読んで、その言葉を心にしみこませようと思っているのだけれど、それ以上にいま、このような状況で、きっと彼に助けて…

ランディチェア

自宅のドライエリアをもっと有意義に使えるようにと思い、外用の椅子を買った。ドライエリアなんて意識しなかったら室外機置場で終わってしまう。そうやってせっかくの空間を無駄にしたくなかった。せっかくなら、椅子をきっかけに、そこにいることが目的に…

Season2-4 消える銃弾

そのことに気づいたのは、「千と千尋の神隠し」のリバイバル上演を映画館で観たときだったと思う。リアルタイムで観た十数年前に感銘を受けたことはほとんど覚えていない。親が豚にされてしまうというショッキングな描写に驚きはしただろうし、自分を助けて…

REWIND

今日はたくさん本を買った。昼間立ち寄ったBOOK 1st で何冊か買って、自宅近くに最近新しくできたセレクト本屋さんに初めて行って気になっていた本を買った。帰宅したら楽天ブックで注文していた本と、「小さい書房」に直接注文していた本が届いていた。一気…

静寂

本を紹介することを通して、本を読むことの楽しさを他人と共有したい。そんな想いから、もし自分が本屋をやるとしたら、どんな名前が良いだろうか、と妄想する。 キーワードは「静寂」。このところ気になっているワードだ。「静寂」という名の本屋がもし街に…

エッセイに詰まっている「本当」

その人が書いたエッセイを読むこと以上に、その人の「本当」を知る術を知らない。エッセイには、書いた人の正直な気持ちが現れているから。カリスマ書店員の新井見枝香さんの本だっただろうか。エッセイにはその著者の「本当」が凝縮されていると言っていた…

千と千尋の神隠し

ジブリの4作品が再上映されているということで、週末、映画館で「千と千尋の神隠し」を観た。リアルタイムで観たのが2001年。ということは19年ぶりということになる。 もちろん当時も楽しく観た記憶はあるのだけれど、ストーリーは半分頭から抜け落ちている…

B:bandaiyaのリネンバンダナ -bandaiya-

はじめての出会いは、上野のテラデマルシェだった。その時は、手作りのバンダナを見てきれいだなぁと思ったくらいで、正直を言うとあまり気にとめていなかった。ハンカチにだってそれほどこだわりはなかった時期だ。記憶している限り2度目の出会いが、当時…

幸福論

いま、目の前を過ぎていく出来事を、もっとゆっくりと、冷静に、見つめることができるなら。そういう時間を自分に与えてあげられるくらいの心の余裕があるのなら。これから、自分がこうしようと思っていることが、果たして自分にとって正しいことなのかと、…

気まずい共存

その一言でどれだけ人が傷つくか、いい加減気づいてほしい。言っていることは正論だし、そういう言葉を招く元凶が自分にあることは確かだから、認める。けれど、そういう言われ方をしたら、先へ進もうとする意志が削がれてしまう。それを言われる方のことは…

夜空を眺める

新居への引越しの機会に、絵を描いてもらった。絵をオーダーしたのは、はじめてだ。清水の舞台から、ちょっと飛び降りた。 HASHIOTO HIROMIさんの作品は以前から好きで、イベントや個展に何度か行っていた。一面に広がる壮大な夜の世界が、自分の心を浄化し…