小さな庭を

地下1階のドライエリアから1階のテラス(と呼んでいる小さなバルコニー)に植物を移した。ユーカリの鉢植えは、一度は地下に降ろした重い鉢をもう一度上にあげるのに苦労したけれど、前よりも日の当たる場所に置くことができた。また、枯れてしまったハーブ類の代わりに新しい花を買って植えた。今日、日光に当たっている彼らを見て、やはり1階がふさわしい場所だったのだ、と思った。寝室に面している場所なので、リビングにいて頻繁に目に入るというわけではない。けれど、水をやるときなど、一日のうちほんのわずかであっても、彼らを楽しむ時間をもてると、それだけで有意義なんじゃないかと思った。

 

鉢植えを移したことで逆にガランとしたドライエリア。ではここに何を置こう、と考える。事務所のスタッフからは、地下でも育つよとシダ植物をすすめてもらった。それも良いだろう。けれど、いまはこの「前はあったけれどそれがなくなってできた空白、余白」を楽しみたいと思った。潔く、植物のないドライエリアも良いだろう。リビングは、急成長中のポトスと一輪挿し。それだけで良しとしよう。その代わり、1階のテラスを小さな庭にみたてて、ガーデニングを楽しむのが良いだろう。4連休を経て、また新しい楽しみができた。