REWIND

今日はたくさん本を買った。昼間立ち寄ったBOOK 1st で何冊か買って、自宅近くに最近新しくできたセレクト本屋さんに初めて行って気になっていた本を買った。帰宅したら楽天ブックで注文していた本と、「小さい書房」に直接注文していた本が届いていた。一気に本棚が詰まっていく様子に驚きながらも、でも読みたいと思って自分がしたことだから、後悔はしていない。

 

新しくできた本屋さんは、選書も良くて、内装もかっこよくて、また来たいと思った。気になるエッセイに絵本、海外文学、インドのタラブックスの手作り本のほか、肩ひじ張らずに読める普通の文庫もあって、安心した。手軽に立ち寄れる、お気に入りの本屋がひとつ増えた喜びを、かみしめている。

 

フェアに乗じて手にしたエッセイには、のっけから著者の生々しいくらいの生がにじみ出ていて、ほっとした。本の向こうの書き手が、自分にとって雲の上の存在ではなく、比較的近い距離にいる人間なんだと思えることによる安心感。他者の思考の中から、あぁ、考えることってみんな一緒なんだな、を見つけ出した時の快感。それがあるからこうやって、時には積読したまましばらく読まないこともあるけれど、本をたくさん買っては本棚に詰め込んでいるのかもしれない。

 

ざらざらをさわる

ざらざらをさわる

  • 作者:愛, 三好
  • 発売日: 2020/06/26
  • メディア: 単行本
 

 

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