2022-01-01から1年間の記事一覧

不可幸力

家族が運転する車で流れていた音楽に、耳を奪われた。少し前に聴いたことがあったのをすっかりと忘れていながら、そのメロディに潜む懐かしさと新しさが妙に心地よかった。でもそのアーティストが誰なのかを知らなかったので、聞こえてくる歌詞を一部頭に刻…

たねまめミニマルシェ

連休初日は、相模湖のたねまめミニマルシェに行ってきた。いつも美味しいごはんを食べさせてくれる、お気に入りの古民家カフェだ。庭ではキッチンカーやシフォンケーキ屋さん、パン屋さんが並び、革小物づくりやウクレレのワークショップもやっていた。小さ…

食べる量と体調

RUN

しばらくジョギングができなかったので、昨日久しぶりに走った。10分程度のコースをゆっくり2周。間があくとやはりつらく、長く走ることができなかった。2周がやっとという感じ。でも、気持ちよかった。これから暑くなってきたら、もっと走りづらくなるのだ…

鉛筆と鉛筆削り

鉛筆をこよなく愛する人による本を偶然本屋で見かけて、面白そうだったので手に取った。私にはここまでの鉛筆愛はないけれど、鉛筆を使って文字を書く機会が少なくなったいまの自分の境遇をなんとなく寂しいと思っていたので、このような熱をもった人がいる…

架空の本屋

「16の小さな専門書店」という本屋が千葉にあった。千葉そごうのフロアーの中に、その名前のとおり、16の専門書店が本を並べている、といったものだった。SNSで見て興味を持ち、行ったのは2年以上前。調べたら2020年の3月に閉店したとのこと。 それぞれ別々…

子育て

幼馴染に久しぶりに会った。4人の男の子を育てる母である彼女は、昔から小柄でありながらもパワフルで、今日も軽快なトークがさえわたっていた。4月から高校生になった長男を案じている彼女は頼りになる母親そのものだった。毎日の弁当をどうするのかとか、…

かつそば

昨日力うどんを食べたから、今日は何を食べようか、ずっと考えていた。今日もそば屋に行く予定だったのだけれど、雨天で本来の目的が休みになったので、行けなかった。また来週のお楽しみだ。 食べようと思っているものはもう決めている。「かつそば」だ。カ…

力うどん

東林間に行ったときの食事はここ、と決めているそば屋がある。今日もこのそば屋で昼ご飯。そば屋ではそばを食べることが多いけれど、今日はいつもと違うモノをと思い、力うどんを食べた。特別な理由はない。なんとなく久しぶりに餅を食べたくなったこと、た…

不要な本

不用品は例外なくタダ。石黒智子「少ないもので贅沢に暮らす」(PHP文庫)を久しぶりに読んで、そうだよな、そのこだわりって大事だよな、と思った。自分にとっていらないのだから、他人にそれを譲る時は、タダ。お金のやり取りはなしにしましょう、と頑なに…

Season10-1 贖罪

シーズン10 第1話「贖罪」 いま、法科大学院で法律を学んでいる学生を支援する仕事をしている。そこで感じるのは、弁護士は、権利を侵害されて困っている人、期せずして刑事事件の加害者になってしまった人、トラブルに巻き込まれてしまった法人等に対して、…

妙典・塩焼と蕎麦屋

14年間、市川市妙典に住んでいた。大学を卒業して社会人になったときに、実家から引越してきた街が妙典だ。それから一度職場を変え、ずいぶん長い間お世話になった。川を越えるとすぐ都内という便利さと、それでも川を越えない分都内から外れたのどかな空気…

二足の草鞋

二足の草鞋を履く。素敵な言葉だと思う。二本の刀を操る二刀流、と表現しても良いだろう。 本業と呼べるものの他に、別の生業を持つ人。そもそも決まったひとつの「本業」と呼ぶものがなく、複数の生業を持つ人。一つのことの専門家であることの例えとして「…

ウズウズとムズムズ

手帳を買った。4月始まりの手帳を使うようになったのは比較的最近だけれど、手帳自体は社会人になった頃からずっと同じものを使っている。高橋書店のフェルテだ。ずっと表紙が黒だったけれどここ数年は深みのあるブルー。偶然だけれど、スマホカバーとも色が…

1週間に1回

RUN

昼間、確定申告書類の作成で籠っていた。なんとか書き終わって一安心。 夕方前にジョギング。ここ最近は1週間に1回くらいの頻度になっている。しかしそれでも、走らないまま何週間も過ぎてしまうよりはましである。一時期は少しの距離でもいいから毎日走ろう…

初めての自営で

初めての自営業、初めての確定申告書を書いている。説明書をゆっくり読みながら、間違えないようにそっと書いていく。こういう書類は予期しないところで書き損じしそうで怖い。びくびくしながら書くので、なかなか思うように進まない。自然と筆圧がいつもよ…

日曜日にカフェ

毎日通っている都内の大通り沿いに喫茶店が2軒ある。どちらも、朝ゆっくり過ごすときに頼りになる存在だ。今朝、いつもよりちょっと早い時間にコーヒーを飲もうと立ち寄ったら、開いていなかった。ドアを見ると、日曜日は10時からとある。そうか、今日は日曜…

ねこはるすばん

割と大事にしていたけれど、まぁ欲しければまた買えばいいし、すごく良い本だから他の人にもぜひ知ってほしい、と思って手放した絵本がある。妙典での一日本屋。一日だけとはいえ、初めて自分の実店舗を持てたような気がして、気持ちも高ぶったのだろう。な…

靴の修理

修理に出していた靴が帰ってきた。送ったのが昨年末だったから、約2か月弱ぶりだ。ソールを交換したのはもちろん、かかとの内側のやぶれも補修してもらったので、まるで新品のようなきれいさ。使っていた分エイジング感があるから新品よりむしろフィット感が…

so tender…

ここ最近、ラストのサビ直前の間奏の音が頭の中に鳴り響いている。美しい音だ。 自分にとって大切な、大好きなロックバンドは、休み休みゆっくりと活動していくものなのかもしれない。もう待つことに対する落胆だとか、そういう気持ちは起きなくなった。そう…

引越しを身軽に

大好きな雑誌「&プレミアム」のバックナンバーをパラパラと眺めていて、引越しの多い人生を送る人のヒストリーが目に留まり、読んだ。2~3年ごとに何らかの転機があって住居を替える生活を見ていると、身軽で本当にうらやましいなぁと思う。 私は昔から自…

20220213

RUN

ジョギング。最近は1週間に一度くらいのペースになりつつある。でも普段から無理して続けようとしたら続かないから、まぁ良いペースなのかもしれない。 昼前に雨がぽつぽつと降り始めてきたので、本降りにならないうちに走り終える。相変わらず寒い。コース…

猛読

本を売る仕事をしているから、本を読むことのメリットをしゃべることはそれなりにできる。自分自身、こんな体験をしたよ、とか、こんないいことがあったよ、とか。だいたいが嬉しい出来事であったから、その出来事を他人と共有できるともっと嬉しい。それが…

旅の終わり

店番をしている本屋で音楽を聴く。好きなCDを持ってきて、音楽をかけて良いというのが店番の特権だ。 かけたのはハンバート ハンバートのアルバム。先週とは違うものを。「旅の終わり」が特に好き。さっそく盛り上がるメロディに胸を高鳴らせる。 www.youtub…

カツ丼

好きなミュージシャンが好きな食べ物の話をしているのを聞くと、途端にそれを真似したくなるのだから、つくづく自分は単純で他人に流されやすいのだと思う。「カツ丼好きだよねー。日本全国のカツ丼を食べたいよね」と彼は言っていた。カツ丼を嫌いだという…

だめだだめだ今日はやめだ メロディひとつできやしない (ハンバート ハンバート/虎) 妙典で本屋の店番。社会人になってからずっと住んでいた街で本屋ができる縁に感謝しながら、本を並べ、来てくれた人と話をする。 店番の特権、ということでBGMにと用意し…

2周

RUN

昨日に引き続き家に閉じこもり、本の発送作業やSNS発信をしていた。昨日の久しぶりのジョギングが身体にこたえたようで午前中は運動する気になれなかったけれど、午後になるとだんだん身体を動かしたくなってきた。なので夕方ジョギングをした。 いつもより…

20220129

RUN

週末、久しぶりのジョギング。平日の昼間、駅から仕事場まで20分近く歩くことを習慣にし始めたので、運動不足の認識はあまりなかった。けれど、歩くのと走るのとではまた違うようで、すぐにバテた。気持ちは良いのだけれど、身体がついていかない感じ。習慣…

久しぶりの再会

行きつけのカフェのスタッフが一昨年の3月、大学卒業と合わせてカフェのアルバイトも卒業した。それからもうすぐ2年が経つ。その彼女と今日、カフェで偶然再会した。「お久しぶりです。分かりますか」尋ねられて一瞬誰か分からずフリーズした失礼なわたしだ…

「毎日働く人間」か「定期的に休む人間」か

休みなく毎日のように仕事をして、移動してまわって、忙しく過ごす。そういう日常に一時期憧れていた。過労を自ら買ってでようというつもりはない。そうではなく、休まず仕事をしていても身体が音をあげないくらい、充実した仕事をしていたい、ということだ…

妙典で本屋

仕事で妙典へ。昨年スポットで一日本屋を行った場所が、今度は棚貸し本屋に生まれ変わった。数人の「本好き」がオーナーの呼びかけで集まって成立。14日からスタートした。最初こそちょっと躊躇していたけれど、せっかくだから、と私も参加させていただくこ…