心の余白

各地でいろいろなイベントが中止になっていたりして、「集まって楽しもう」というムードでなくなってきている。感染のリスクがある以上、それを防ぐためにはやむを得ない、という運営者の苦渋の判断なのであろうから、それ自体を非難はできない。イベントを…

FUGLEN浅草

気になっていたけれどなかなか行けていなかったカフェに、行ってみた。休日だし、場所柄もあるし、きっと満席で、座れないんだろうなぁという予感は、店内に入って確信に変わる。それでも思いのほか落胆しなかったのは、ここに実際に来て、建物を眺めて、店…

読めなくなったら、書けば良い

本を読めなくなったときというのは、他人の言葉に耳を傾けることができなくなったとき。他人の言葉を受け入れられないくらい自分に余裕がないときとも言える。それかもしくは、自分のこころが欲している言葉になかなか出会えずに歯がゆい思いを繰り返してい…

心を波立たせない

「それは抵抗のつもりなのか。だとしたら下らない抵抗だな」 自分では抵抗だとは思っていなかったのだけれど、指摘されて冷静に振り返ると、そうか、抵抗していたのか自分は、と気づいた。そして、落ち込んだ。 確かに、そこに気遣いはなかった。イライラし…

ぼくとわたしと本のこと

大学に入学した頃、卒業するまでに岩波新書を100冊読むという計画をたてた。均すと年間25冊。1か月に2冊のペースだ。当時の自分にはかなり高いハードルだったけれど、そうでもしないと本を読まない、頭の悪い大人になってしまいそうな気がしたから、やろうと…

水準

森田真生「数学の贈り物」を湯船につかりながら読む。自分より少し年下の独立研究者が、アインシュタインやデカルトなどの先達の言葉を用いながら、静かに語る。膨大な知識・知恵を得て考えているのだろうと思わせる言葉に触れ、自分も同じように考え抜かな…

1か月に一度の散髪

今年初めての美容院。ちょっと髪が伸びすぎて、うっとうしと感じるようになったからだ。 尊敬する松浦弥太郎さんが「2週間に一度散髪する」ことを意識しているということを知って以来、自分も、まぁ2週間に一度とまではいかないまでも、1~1.5か月に一度、…

レジ袋

毎週末、スーパーで1週間分の食材をまとめて買う。レジに並ぶと、袋はいかがしますか、と店員さんに聞かれるので、最近は聞かれる前に、「大きい袋、1枚(たまに2枚)お願いします」と言う。以前はレジ袋は無料だったけれど、いまは有料だ。マイバッグを…

本を贈る

ずいぶん長い間、本屋で何度も見かけては目をそらし、を繰り返していた。手に取らなかった理由を言葉で説明するのは難しい。ある時は手持ち不足で。ある時は別の本が目的だったから。そしてある時は・・・自分にとって大事な本としての匂いがするのだけれど…

音楽との出会い方

去年の紅白歌合戦にも出場したそのミュージシャンの曲をカーステレオで聴きながら、最近の音楽との関わり方をふと考える。10年15年前の自分だったら、たぶんこの曲を聴いても、良いと思わなかったんじゃないかと思う。なんだよ、大衆受けを狙っちゃて、なん…

一人出版社の10年

好きな本屋がトークイベントを企画しているとSNSで知った。一人出版社「夏葉社」代表の島田潤一郎さんが起業してからの10年を振り返る、というもの。これまででは考えられなかったようなことも仕事になりうる、それだけ自由に働くことができる社会になってき…

みせのなまえをかんがえる

吉祥寺の本屋さん「青と夜ノ空」で、言葉を扱うワークショップがあるということで、興味があったので参加した。詩人であり、雑誌「nice things」の巻頭でも詩めくりを連載しているウチダゴウさんが講師。喫茶店や本屋、家具修理工房など、さまざまなお店が書…

THE YELLOW MONKEYと歩む2020年と妄想

去年は、THE YELLOW MONKEYの待望のニューアルバムを聴くことができた。それだけでも心がほくほくなのだけれど、彼らにとって初となるドームツアーが発表され、そのうち一日のチケットを幸運にも得ることができた。今年もいいことがある。eプラスには足を向…

塑する思考

「柔よく剛を制す」という言葉があるけれど、この柔は「弾性」か「塑性」か。この問いに触れて、自分は弾性的であるのが良いのか、塑性的であるのが良いのか、考えるようになった。 外からの力によって変形した後、元の形に戻ろうとする性質が「弾性」。これ…

2020

2020年。元日。 大みそかは、紅白歌合戦を観ながらの年越し。紅白に出ている歌手だけがその年のすべてを語っているわけではもちろんないけれど、こうして美しいものを見て、美しい歌を聴いていると、元気が出て、自分もそういう美しいものを作り出す一員であ…

助手席・死神・精度・こびとさん

助手席にはいつもの死神がいる (THE YELLOW MONKEY/この恋のかけら) アルバム「9999+1」に収録されている宮城公演の映像を観ながら、一曲目の空気感に浸っている。ライブにおいては、一曲目に何を演奏するかが一番の楽しみだったりする。「この恋のかけら…

猫の本屋さん

三軒茶屋に仕事で行ったので、その存在を知ってからなかなか行けていなかった本屋さんへ、行ってきた。三軒茶屋駅から世田谷線の西太子堂駅あたりまで歩く。 密集住宅地の中の細い道を歩いていると突然現れる「Cat's Meow Books」は、「猫の本屋さん」だ。…

CROSS

冬至。一年で一番日が短い日。昼過ぎからの雨で終始暗く、じめじめした一日だった。「ん」がつくものを食べると良いと聞き、夕飯はうどんにした。「にんじん」「れんこん」など、「ん」が二つつく食べ物はなおよいとのことだったが、つくる料理が頭に思い浮…

昨日できなかったことが今日できる、ということ

憧れのミュージシャンがテレビ番組に出演していて、驚くほどストイックであることをいまさらながら知った。もともと、身体を鍛えているとか、一つのことにのめりこむととことんまでいくタイプだとか、そういうことは知っていたけれど、自分の想像のはるか上…

悪寒

電車内の広告で気になって、帰りがけの本屋で探して手に取る。広告を見てなかったら知らなかったであろう本を、広告に釣られるかのように買う。これをたまにやる。まぁ、本だったら読んでみて「なんか違う」と思っても大きな損害を被るわけじゃないし、いい…

夜の闇と珈琲

好きな作家さん、HASHIOTO HIROMIの今年最後の個展で、笹塚へ。平常時は私語厳禁、必要最低限の言葉以外は筆談でお願いします、というくらい静寂を大切にする喫茶店「シャララ舎」は、去年の個展で初めて来て以来だから、1年ぶりになる。その間、行こう行こ…

自分をゆるす年末

引っ越し先で使うキッチンキャビネットをつくってもらうため、学芸大学の家具屋さんへ。その前に、せっかく学芸大学に来たのだからと、好きな本屋を2軒はしごする。 「SUNNY BOY BOOKS」古く小さい店内にぎっしりと本棚がひしめき、唯一ある壁面も展示品で…

仕事は常にオーバーアチーブ

内田樹「知に働けば蔵が建つ」を風呂につかりながら読む。以前マルシェで本の物々交換をやっていて、手に取ったのが、単行本のこれだった。背表紙には「中央区立図書館 リサイクルBOOK(除籍済み)」と書かれたシールが貼られ、奥付には「中央区立京橋図書館…

走る×考える

先に学んだ「複合行動」。複数のことに対応する柔軟性をもつことが大切、ということ。そのために別々の行動を組み合わせてみる。ここで、複合行動を意識していたわけではないけれど、「走る」ことと「考える」ことをセットにしていたことを思い出した。 ジョ…

風呂に入る×読む

別々の作業を同時に行い、それぞれに対応できるような心身を鍛える。そうした「複合力」をつけることが大人にとって重要だということを、知った。一つのことに集中するのも良いけれど、そうしていると使わない身体や脳の部位がでてくる。その使わない部分を…

クリスマス会と絵本

11月。もう年末が近づいている。こういうとき、一年間なにひとつ進歩がないじゃないか自分は!と思わずにいられない。そのくらい、自分が成長したという時間がなくて、焦る。仕事で大きなこと(小さなことでもいいのだけれど)を成し遂げたという達成感も、…

Uber Eats

Uber Eatsのことを意識したのは割と最近のことだけれど、街中で四角いかごを背負って颯爽と自転車を走らせる人を本当によく見かけるようになった。今日も自宅近くで一人、事務所近くで一人、すれ違った。それだけ需要があるということなのだろう。自宅にこも…

修復して使う

一昨日の「なんでもベスト3」の続き。いま、自分の身のまわりで「なおして使いたいもの」が3つある。それが靴、腕時計、箸だ。 ★ 買い替えるのではなく、修復して使う。その魅力に気づいたのは割と最近のことだ。いままでは、新しく買うことで新しい気持ち…

どんな夢も叶えるバンドができたよ

なんでもベスト3。自分の好きな物について、興味のあることについて、3つに絞るとしたら何があるか。考えるだけでも面白い。 好きなバンドベスト3。LUNA SEAとTHE YELLOW MONKEYは外せない。というかこの2バンドだけでいい。3だったら、あとはGLAYか。…

読み続けることを目的とした本選び

自分と本との関わり方について、考えている。 家具屋さんに本棚をつくってもらってから、本を買うハードルが格段と低くなった。要は本を受け入れる容器がかなり大きくなったわけで、本屋で多少なりとも気になった本は、まぁいいか、場所ならあるし、と思って…