仕事をするうえで一番の禁物は、慌てること。冷静さを失うこと。焦って、動きが雑になること。そう思っていた。しかし最近はその考えも徐々に変わりつつある。もちろん極端は良くないけれど、慌てないように、焦らないように、と気負えば気負うほど、素直さ、誠実さが失われるということというのが、きっとあると思うのだ。
かっこよくスマートに仕事をするなんて僕はできない。それでいい。毎朝、言い聞かせるのは、今日も限りなく素直でいようということだ。
(正直、親切、笑顔 僕が大切にしている125の言葉/松浦弥太郎 光文社)
できないことやわからないことは、恥ずかしいことではないと思う。新しいことに出合っているという証拠であり、仕事や暮らしのおもしろさなのだから。大切なのはそこから逃げないこと。今日は何も困らなかった。そういう一日はさみしいかもしれない。今日も明日もあさっても、みっともないくらいオロオロしながら、一所懸命でいる。それでいい。
(正直、親切、笑顔 僕が大切にしている125の言葉/松浦弥太郎 光文社)
常に慎重に、物事をじっくり考えて仕事を遂行している人間だと思われたい。どうしたらいいか分からず右往左往している姿なんて見られたくない。そう感じながら仕事をしている人は多いのではないか。自分も含め、そう力んでいる人への戒めとして、この言葉は有効だ。「みっともないくらいオロオロしながら」が私にとっては特に重要。これを恐れては、たぶんあとでもっと恥ずかしい思いをする。