2018-01-01から1年間の記事一覧

不機嫌は罪

上機嫌でいることを忘れちゃいけない。不機嫌はもはや罪だ。この本を読んでその意識を強くした。以前から自分の不機嫌が嫌で、不機嫌になってしまう自分が情けなくて、そうじゃいけないと思いながら過ごしてきたけれど、なかなか上機嫌を技にできない。 「機…

大切なモノは目に見える場所に保管する

「大切にしたいモノがあるのなら、それは普段目に見える場所に保管しておくべきである」そんな言葉に触れる機会があり、それ以降、意識している。自分にはもったいないと思うくらい立派な壁面本棚をつくった時だって、収納している本を隠すための扉をつける…

ドライフラワーのリース

自宅近くの手作り市で、ドライフラワーのリースに出会った。ヤマブキの花の鮮やかな色がまぶしい。生花と違ってずっと飾っておくことができ、しかも、ゆっくりだけれど退色していく、その変化をも楽しむことができる。ちょっとした興味はあってもいままでは…

幕張マルシェ

幕張海浜公園でマルシェをやっていると知り、久しぶりに海浜幕張へ。前職では毎日通っていたこの街は、スケールの大きい変化をいまもし続けている。普段はほとんど行かないアウトレットも、こうして見てまわると刺激的で、得られるものが多い。もっと自分の…

プロフェッショナルの自覚を持つこと

仕事。管理組合の臨時総会。民泊利用を禁止するための管理規約改正や予算案修正、大規模修繕工事を進めるための手順など、話し合う。また細かな問題に対する解決方法を探り、組合員間で合意する。年数がたてば年数が経ったなりのさまざまな課題があって、そ…

インテリア雑誌

事務所からほど近くに、土日限定でやっているカフェがある。普段は夜オープンするバーなのだけれど、そのマスターの奥さんが、昼間店を閉めているのはもったいないということでランチを出し始めたのだそう。平日そこにないものが、休日だけ現れる。一方自分…

ハイペースがマイペース

「自分が客の立場で席について、コーヒーを淹れてもらうのが夢なんです」生き生きと、屈託のない笑顔で言ういつものカフェの店主が印象的だった。「そんなの、すぐ叶うでしょうに」なんて思って口にしたら、そうじゃないんです、と彼女は笑みを絶やさない。…

篠崎のデニーズの記憶

自転車に乗ってちょっとそこまで。いつもはジョギングで通っていた道も、自転車だとまた少し違った風景に見える。速く走っているからかな。胸が苦しくないからかな。 前職で足しげく通っていた篠崎という街も、区画整理で様変わりしていた。久しぶりに行った…

他人から学ぶこと

仕事終わりにいつものカフェでコーヒーを飲む。閉店ギリギリでほとんど居られなかったけれど、それでも、ちょっと人と話をしたい、話をすることで、心の中のもやもやした煙のようなものを、取り払いたかったのだと思う。そう、自分にとって行きつけの喫茶店…

おこめのいえ手創り市

手創り市があると知り、午後、松戸へ。旧米屋の中庭で行われるという作家さん企画の手作り品限定マーケットが、自宅からそう遠くない松戸にあるということで、興味を持った。しかし天気はあいにくの雨。午前中は晴れていたのに、昼過ぎから雨が降り始め、駅…

大学生とサグラダファミリア

仕事終わりにコーヒーを飲みに喫茶店に入った。新しいスタッフだという彼女は建築学科で勉強中。将来は店舗設計の仕事をしたいのだとか。一応自分も大学で建築を勉強してきた(いまも勉強中)から、なんとなく話がはずんだ。留学するだとか、友達と海外旅行…

BIRD MARKER

帰省時には必ず立ち寄ろうと思っている古本屋とセレクト雑貨屋がある。今日もそこで良さそうな本、雑貨を見繕う。 前から目にしてはいたものの、あまり心に響いていなかった栞が、なぜか今日、心の琴線に触れた。本の間から鳥が顔や尾を出す。小鳥が飛び回る…

人を中心とした何か

実家に戻ると、時間軸が変わる、気がする。退屈と言ったら言葉は悪いけれど、それに近い。そのはずなのに、出来事ひとつひとつが刺激的で、面白い。米寿になる伯父(長男)は、電車とバスを使いこなし、突然やってくる。その伯父を送る途中、これまた超元気な…

西荻窪

西荻窪へ。仕事で一度来たことがあるくらいで、ほとんど知らない街だった。こんなに面白い街だとは思わなかった。 商店街があり、新しい、そして小さなお店がたくさんあり、昼間からお酒をひっかけているおじさんが集う飲み屋路地がある。一日歩き回っても飽…

自転車とクラシックギターと、熱

好きで、たくさん乗りたくて買ったはずの新しい自転車に一度もまたがらずに、この3連休を終えてしまった。そうか、そんなもんなのか、と自分が自分に問いかける。新しいものへの愛は、熱中度合いは、その程度でしかないのか、と。そうか、買うまではものす…

川越のフレブル店長

街は連休モード。最大9連休の人はいま天国だろう。自分はと言えば、ちょっと自分の仕事の時間配分を誤り、暦通りではあるものの、まぁそれでも十分すぎる休みだ。1日2日も休みにしちゃったら、ダメ人間になるに決まっている。 今日は川越に遊びに行ってき…

経堂と紙文具とパン

午前中、仕事で経堂へ。経堂に行くと必ず立ち寄りたい、と思う場所がいくつかある。 「ハルカゼ舎」はすずらん通りにある小さな文具屋で、置いている商品のセンスがすごく良い。大好きな久奈屋さんの紙文具を扱っている数少ないお店のひとつで、ついあれもこ…

一つを手に入れたら一つを手放す

新しい自転車に乗って、どこへ行くでもなく走ってみる。サドルが固いのか、触るとそうでもないのだけれど、座ると尻がやや痛くなる。座り方が悪いのか?でもスピードが出て、気持ちが良い。行動範囲が一瞬にして広まったような、大げさに言うと万能感があっ…

I and bicycle

注文していた自転車が届いた。当初の予定から納期が遅れたけれど、別に急ぐものでもないし、のんびりと待つことができた。これから暖かくなってきて、サイクリングを楽しめそう。 南行徳の自転車屋(これもまた奇跡だと思えるような素敵な出会いなのだ・・・…

走りながら、出会いと別れを考える

RUN

土曜日は久しぶりに近くの河川敷を走った。意識しないと不摂生が続き、身体にもよくない。これから挑戦しようと思って買った自転車は納品待ち。急がないが、もうすぐやってくるので楽しみ。でもそれはそれとして、道具を使わず、自分の足だけで自分を振り返…

手作り市

自宅のすぐ近くで大家さんが主催する手作り市があった。今回久しぶりに会う作家さんもいたり、移転してしまったカフェが一日限定で帰ってきたりしていたので、楽しみにしていた。 昨日から雨の予報。雑司ヶ谷の手創り市は荒天のため中止。行こうと思っていた…

孤独の詩人

尊敬する紙文具屋さんの作品に猫が出てくる。それはこの詩人の作品がモチーフになっているらしい。そういった経緯で名前を知り、書店でその詩集をみつけ、思わず手に取った。「生活者としては孤独な生涯を送ったが」「孤独を求めて都市の群衆の中をうろつき…

風に舞う桜の花びら

自宅隣のホールでお花見イベントがあった。ウクレレ演奏を聴きながら桜の花を眺める。月並みだが、春を感じる素敵な時間だった。 「満開の時より、それが過ぎて花びらが散っていく風景が良いんだよね」今日、複数の人にそう言われ、納得した。一人は自分の年…

予定は狂うよどこまでも

金曜日の夜に休日の予定を立てる。そのときはワクワクしていて、やれる気持ちでいるのだけれど、土曜日の朝になると、そのとおりにいかない自分の身体に気づく。どうしても起きられないのだ。 大好きなカフェで朝食をとりながら健やかな朝を過ごすことも、昼…

ポストカード

ポストカードが好きだ。きれいな写真や絵が描いてあるハガキに、一言二言書いて、贈る。なんか女々しいような気がして、堂々と言うのが恥ずかしいという気持ちもあるのだけれど、その「手紙を書く」という行為が、好きなのだ。 ★ 気になっていた神楽坂のギャ…

味わい深いオトナに

大好きでよく行くカフェで、インスタグラムにハッシュタグをつけて投稿するフォトコンテストを企画していた。そのカフェへの愛を何か形のあるモノで表現したくて応募したら、優秀賞をいただいてしまった。身に余りすぎる光栄だ。 写真を撮ることに対しては苦…

仕事を「振る」ということ

「何年待っても何年やっても答えは出ないぜ」 B.B.KINGのギターがそう言ってんだ YEAH! (吉井和哉/フロリダ) ♪ 仕事帰りの電車内で。隣に座ったおじさんと、その前に立ったおじさんが、結構な大きさの声でしゃべりはじめた。その声量とまわりの混雑具合か…

エレファントカシマシ

きっかけは、クライアントからの相談だった。去年からチケットをとっていて、楽しみにしていたライブに、どうしても行けなくなってしまったという。だから代わりに、好きで、行ける方をご存じないですか?と。 それがエレファントカシマシの、それもデビュー…

背中を押されて

出会いがあれば別れもある。そんなことは最初から分かっている。けれど、いざその時が来ると、なんだかなぁ、どうしてみんなして自分の周りから離れていってしまうんだ、と暗い気持ちになる。そんなことが立て続けに起きた。 美容院のマスターから閉店を聞か…

スイーツ男子その2

ひょんなきっかけで学芸大学のカフェに出会った。「cafe/bar onji」ビルの2階にあるそのカフェには、建物前の立て看板を見落としたら絶対にたどり着けない。普段は夜営業しているバーで、休日の昼間だけカフェにもなる。お酒を飲まない自分はおそらくバーの…