BIRD MARKER

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帰省時には必ず立ち寄ろうと思っている古本屋とセレクト雑貨屋がある。今日もそこで良さそうな本、雑貨を見繕う。

 

前から目にしてはいたものの、あまり心に響いていなかった栞が、なぜか今日、心の琴線に触れた。本の間から鳥が顔や尾を出す。小鳥が飛び回る様子が、本を読む優雅な時間と、なんとなく重なった。スウェーデンのデザイナー、フンミン氏についての「短いお話し」にも、ぐっときた。「鳥達が陽気にさえずりながら頭上を飛び交う光景」それと栞のデザインとの関連が、すごく良い。

 

 

「bird」鳥を想像するとなぜか心が躍るというか、高揚する気がする。なんかよさそうだなぁ、好きだなぁ、と思うものに、鳥という名前を冠したものが比較的多いからかもしれない。日産の「ブルーバード」。代々木公園のカフェ「Fuglen Tokyo」(行ったことないけど、憧れ。Fuglenが鳥という意味だそう)。活版印刷の「BirdDog Press」、「Blackbird Letterpress」。吉井和哉さんのちょっと異質なソロアルバムは「Hummingbird in Forest of Space」・・・。

 

 

何か自分で価値のあるモノをつくるとしたら。そのモノに「心地よい暮らし」を意味する言葉を託すとすれば。陽気にさえずりながら頭上を飛び交う「鳥」がいいなぁ、と思う。