不機嫌は罪

上機嫌でいることを忘れちゃいけない。不機嫌はもはや罪だ。この本を読んでその意識を強くした。以前から自分の不機嫌が嫌で、不機嫌になってしまう自分が情けなくて、そうじゃいけないと思いながら過ごしてきたけれど、なかなか上機嫌を技にできない。

 

「機嫌というのは、表情や態度に現れる快、不快の状態」とあった。これを読んで、何だか肩の力がすっと抜けたような気がした。なぜなら、不快だという感情を抱くこと自体は悪いことではなく、大切なのはそれを表に現わさないように気にしさえすればよいのだと確信できたから。嫌なことがあって、嫌だなぁと思ったっていい。それを顔に出さないようにしましょうよ、ということだ。だから、技なんだ。

 

仕事でつい不機嫌な態度をとってしまう自分に、いつも嫌悪感を抱く。あのとき、きっと不快が伝わって、嫌な気分にしてしまっただろうな、と後悔することがとても多い。だから、この本を読んで、上機嫌を技化して、いままでの不機嫌という罪を滅ぼそうと思う。

   

不機嫌は罪である (角川新書)

不機嫌は罪である (角川新書)

 

  

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

 

 

 

もう一冊、上機嫌について説いていた本があったはずだ。書道家の武田双雲さんの本だ。彼も非常に上機嫌で、にこにこしていて、穏やかな印象の方だ。上機嫌のすすめ。・・・と本棚を探すも、見つからない。手放してしまったか。

 

上機嫌のすすめ: 527 (平凡社新書 527)

上機嫌のすすめ: 527 (平凡社新書 527)