ブログを続けるための、事前準備の大切さ

 

週末限定ブログを16年続けてきて、「続ける」ということに関してようやく気づいたことがある。書くための時間、書く内容、書くためのモチベーション、といったものを、あらかじめ準備しておくことだ。

 

自営業の方のブログ( 百日紅と太陽 )は、毎日短文で日記のような、ミニエッセイのようなものを書いている。だいたい夜寝る直前にその日のことを書く、というのが日課だ。よほどのことがない限り毎日書く、ということを自分に課していて、過去記事を振り返ると、うっかり書き損ねた日が何日かあるのだけれど(なぜ書けなかったか思い出せないものがほとんど)、だいたい毎日書いている。

 

昨日、夕方仕事終わりに義妹夫婦とひさしぶりに食事をした。話は盛り上がり、刺激を受け、ほくほくの気分で帰宅したら23時頃になっていた。暑い一日だったし、こうなるともう、風呂に入って寝るくらいしかしたくなくなる。ブログを書かなくては、と慌てた直後、午前中の空き時間に書き終えていたことに気付いた。自分で自分に「グッジョブ」と声を掛けることなんて、そうあるものではない。

 

もちろん自分の胸の奥にひそんでいる言葉をなんとかしてほじくり出す、というプロセスこそ大事なのであって、ただ書けばよいというものではない(書くこと自体が目的なのではない)。とは言え、後に自分が書いた日記を振り返って教訓にしたり、未来への糧にしたりする際に、記事数は多い方が良い。毎日書いているという事実は、明日書くモチベーションにもなる。だからなるべく毎日机に向かい、その日のことを書き留めておく。そうするためには、「今夜は食事で帰宅が遅く、いつもの時間には書けないから、午前中に書いておこう」と前もって察知する、注意力というか、事前準備が大事なのだ。

 

昨日は自営業日記は書けたけれど、こちらのブログはうっかりして書けなかった。れっきとした土曜日なのに。だから今日は、事前準備の周到さが継続につながるという教訓をかみしめつつ、今日からまた、エッセイ(のようなもの)を書き続けようと決意する。