台風一過

台風一過の快晴。その暑さに驚くくらいだ。夜中、土砂降りの雨の音を聞いて気がめいっていたところでの分かりやすい晴天に、ほっとした。じんわりと湿気をまとった空気に休日を支配されるなんて、とんでもない。

 

いつも以上に遅いペースで走ってもなお汗が身体にまとわりついて「ずいぶん走った」という達成感を得られたのは、この気温のおかげだ。雨が降っていたら、もっと下がっていたテンションのまま走ることになっていた。

 

河川敷を走るのは、そこに水という資源があるからなのか、遠くまで見通せる景色があるからなのか、自分と同じように走っている同志をちらほら見かけるからなのか、理由はよく分からないけれど、とにかく気持ちが良い。近くに川があって、それに沿って走れるというだけでも、自宅がここにあってよかったと思う。

 

晴れていたからか、テントを張ってバーベキュー、なんて人も多かった。この3連休が最後かな?今月いっぱいはこうして楽しむ人が集まるのかな?盛り上がっている人たちを横目に、こうやって休日にアウトドアを楽しむ人で賑わうまちに住んでいることにほんの少し誇りを感じながら、息を整えて歩く。