走り出してすぐに感じる予感

ジョギングを日課にしてから、気づいたら半年を過ぎた。まだまだ始まったばかりだし、通過点でも何でもないけれど、一定の継続の波に乗れている実感があって心地よい。

 

家を出て走り出すと、なんとなく身体が軽くて、これなら今日もいつものコースを気持ちよく走り切ることができそうだ、という気分になる。暖かさを超えて暑くなってきたくらいだから、家を出るのが億劫ということも今はほとんどない。むしろ少ししか走っていないのに、帰るころには体があつくなっていて、夏になったらどうしようと不安になるくらいだ。

 

この「今日も楽しく走り終えることができそうだ」という序盤での予感みたいなものを、毎日感じることができれば、きっと何か月でも、何年でも、続けられるのだと思う。逆に「今日はムリだー」と諦めてしまうような状況を何日か体験してしまうと、とたんにやる気が失せてしまうだろう。そうなるのが怖いから、無理なく続けられる距離を、ひたすら淡々と、走ろうと思う。