情報の線引き

他人のことを批判したり中傷したり、といった意見が主にネット上で繰り広げられているのを見ると、うんざりしてしまう。別にいまに始まったことではないけれど、このところ特にそういう言葉に自分の気分が支配されているのを強く感じる。

 

「だったら、そういう言葉を見なければいい」その通りだ。見なくてもいいものを興味本位で覗いてしまうからいけないんだ。気分が悪くなることを分かっていて、でもほんのちょっとの好奇心がやってきて、ちょっとだけ、と見てしまうからいけない。取り入れるべき情報と、距離を置くべき情報。それらをきちんと線引きすることが大切だ。

 

yahooニュースのコメント欄とtwitterのトレンド。さしあたって、この二つを見ないと決めよう。いままでは見て損することが多かった。

 

なにも自分から罵詈雑言が飛び交う汚い川に身を投じる必要はない。きれいな水が流れている川を自分は知っているはずだし、そこでぷかぷかと浮かんでいれば、少なくとも汚い言葉に気分を害することはないと分かっているだろうに。

 

 

ここまで自分の気持ちが情報に左右されるなんて、思っていなかった。もっとどっしりと構えてていいはずだろう、と思う。そんな自分の弱さに、時にしたたかに生き抜いていく自信をなくす。

 

この正直な気持ちを言葉に変えて、残すこと。それが、自分がブログを書く、自分にとっての意義なのだと思った。