街はクリスマスイブ

街はクリスマスイブ。毎年のことだけれど、あまりこういうときに商戦に乗りたくない天邪鬼な自分は、世間の「●●を買わなきゃ」という圧に逆行するように、消費を抑えながら過ごしている。

 

昨日は、自宅近くの人気ケーキ屋の前の通りに想像を超える大行列ができていた。隣に学校があり、その手前まで行列が伸びていたので、最初は学校のイベントか何かかと思った。その学校の先にケーキ屋さんがあることを思い出し、他人の「ケーキを買いたい欲」の大きさに驚いた(あとで家族から、それが予約受け取りの行列だったということを聞いた。混雑する中で並ばなくて良いための予約なはずなのに、その受け取りで並ばなければいけないのか?と一瞬頭が混乱した)。

 

こういう時私は、「自分は普段ケーキ屋でケーキを買う頻度は多くはないものの、クリスマスとは関係なく1~2か月に一度くらいは買うから、今日はいいや」と言って距離を置く。情緒がないなあ、こういう日くらい楽しめばいいのに、とは思う。それでも、大勢と一緒のことをして盛り上がるというベタなことが、どうしてもできない。