「何事も前倒しで実行」精神と、「同じ失敗を繰り返さない」精神

今月下旬から来月にかけて、自営業の事務仕事を重点的に、時間を有効に使ってやろうと思っている。平日の忙しさに甘えて、ついおろそかにしてしまいがちだからだ。こういうとき、たいてい犠牲になるのは、自分の裁量で仕事の時間をコントロールできる自営業の方だ。大切にしなければいけない仕事を、もう一方は他人も関わっているしむげにできない、なんて言いながら軽んじている気がする。まあ、こちらの仕事の方が大切で、もう一方はそうでもない、という重要度の強弱はつけるべきでないのだろうけれど。

 

今までの経験上、時間をつくったらつくったでそのことに安心してしまい、結局集中して仕事ができなかった、なんて残念なことになる可能性が高い。大切なのは、「できることは今やる」こと。子供への説教のようだけれど、これを守るのは大人になってからでも難しく、社会人にとって永遠の課題と言っても大げさではない。できることを今やってしまえば、明日突然やるべきことが生まれてもあわてずに済む。てきぱきとした仕事は、この心掛けの連続によって初めてなしうるのだと感じる。

 

もう一つ大切だと思うのは、「あの時ああしたことで失敗した」という後悔の念を忘れずにいること。そして、その失敗をバネにして得た「こうするのが良い」を律義に実行していくこと。これができないとどうなるか。同じ失敗を繰り返し、まるで成長していない自分いがっかりする。そうすると気分が落ち込み、次の行動へと移れない。典型的な悪循環だ。

 

「何事も前倒しで実行」精神と、「同じ失敗を繰り返さない」精神。このこの二つを胸に刻んで、年末年始を過ごす。