腕の筋肉痛

この二日間、たねまめマルシェとCaffe Nilと出店が続く、ちょっとハードスケジュールだった。二日間、本をたっぷり詰め込んだトランクケースを転がしながら電車に乗り、歩いたら、右腕が筋肉痛になった。ジョギングこそ日課になっているけれど、上半身は意識して運動していない。この痛みは久しぶりだ。

 

こうして身体を痛めつけると、休まなければと思う反面、それくらい忙しく動き回る自分の境遇に幸福を感じもする。基本、他人から頼られることで自分の存在価値を実感する自分だ。単純だと言われるかもしれないけれど、その「頼られてるという実感」をパワーに替えることも、生きがいを感じながら前向きに生きる上では大事だろうと思う。

 

他人に脛をかじられることで初めて、自分にかじられるような(立派な)脛があることを実感する。これは内田樹の本を読んで学んだことだ。脛をかじられる(具体的に、金の無心をされるとか)のは嫌だけれど、そうされて初めて自分の強さを知るというのは、本当だと思う。