寒さとコーヒー

一日、家で事務仕事をしながら過ごした。とうとう暖房をつけてしまった。12月に入ったらと思っていたのに、空気の冷たさを我慢することができなかった。こうして憂鬱な季節が始まる。

 

そうするといつにも増して、温かいコーヒーが手放せなくなる。コーヒーを飲みながら作業をしたり、のんびりネットサーフィンをしたりする時間が、至福に感じる。ただコーヒーは体を冷やす、とどこかで聞いたような気もする。本当に心身を温めてくれているのかは正直疑わしい。飲んでいるときは温かくても、時間が経つと急激に腹が冷える、なんてこともあるのかもしれない。

 

今、自宅で飲んでいるコーヒーはCaffe Nilのコーヒー豆で、このコーヒーを飲むことで、自宅がカフェに変わる。なので、自宅近くの街で居場所的なカフェは正直必要ない。自宅に帰れば、そこが一番落ち着く居場所になる。美味しいコーヒーもあるし、これ以上望むものはほとんどない。昔は「自宅でも職場でもない、サードプレイス」の必要性を感じていたけれど、今はそう思わなくなった。自分にとっての居場所は、自宅にあれば充分。