新年度

大学職員の仕事で、出勤。新年度が始まり、自分が学生ではないけれど、それでも気持ちを新たにした。

 

新年度初日から、普段と何も変わらないよといった風情で演習室にこもり、教材を広げ、勉強をしている学生を見て、「学びたい」という想いの強さを感じた。自分が大学生のころはどうだったろうか、と自問する。講義は退屈で(な講義もあり)、それほど向上心を持っていなかったのではないか。こうしたほんのちょっとの後悔があるから、社会人になった今も怠けることなく学び続けなくてはまずいだろう、という焦燥感だけは胸にある。それをもっと、抑制することなく発動させればいいんだ。当たり前のことに、今日気づいた。仕事が忙しくて、なんて言い訳を言ってはいけない。忙しくしているのは他でもない自分なのだから。