2020年。元日。
大みそかは、紅白歌合戦を観ながらの年越し。紅白に出ている歌手だけがその年のすべてを語っているわけではもちろんないけれど、こうして美しいものを見て、美しい歌を聴いていると、元気が出て、自分もそういう美しいものを作り出す一員でありたいという気持ちが湧き出てくる。
今日はお笑い系の番組で笑いながらほぼ一日を過ごした。お笑い芸人のようなガツガツした精神、自分がのし上がるんだという気概のようなものが感じられ、これもまた自分も頑張らなければ、という気にさせられる。
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思えば、社会人になってから真剣に「勉強」をして、知恵・知識を意識的に身につけるということをしていない。社会人の方が学生よりも勉強しなきゃだめだよ、と社会人になりたての頃に人生の大先輩に教えられて、そうだ勉強しなきゃ、と思っていたけれど、社会人14年目になるいま、その教えを実践できているかと自問すると、全然できていない自分に驚く。
そうだ、勉強しなきゃ。何を?漠然と思うだけでははじまらない。何をどのように勉強して、どのように仕事に役立てるのかを明確にしなければ、続けられない。
仕事で扱う建築に関する勉強。施工とか構法計画とか法規とか、そういう仕事に直結する勉強。あとは不動産取引の実務に関する知識の勉強。これらの勉強を、受験生時代よりも、大学の研究室時代よりも、社会人になりたてのころよりも、どのときよりもめいっぱいやった、と胸を張って言える一年にしたい。その成果を年末に実感できるような一年にしたい。
「とにかく勉強」まとまった休みに遊ばずに勉強しようとする知人に励まされたという松浦弥太郎さんの言葉を、思い出した。