仕事はイヤイヤやってはいけない

私にとっての「居場所」的なカフェで、久しぶりにゆっくりのんびりコーヒーを飲みながら過ごしている。手には、「イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由」。コーヒーを淹れるということをもっと深く知りたいという方に、ぜひ読んでほしい本だ。

 

仕事はイヤイヤやってはいけない。やらなければならない以上は、真剣に、好きになるまでやらなければならない。イノダアキオさんの言葉を本で読んで、その心掛けが大事だと再認識した。イヤだな、とか、やりたくないな、とか、気が進まない状態で、つまりは気持ちが沈んだ状態で仕事をすると、その気持ちは必ずクライアントに伝わってしまう。逆に、クライアントが得することだけをしよう、価値のあることを気持ちを込めて届けよう、と思いながら仕事をすれば、その誠意もまた必ずクライアントに伝わる。そう思っている。

 

その「伝わる力」の大きさを、自分はもっと信じて良いのではないか、と思う。いままでは、「どうせ相手には分かってもらえないし(テレパシー、超能力じゃあるまいし)」なんて冷めた姿勢でいたものだから。

 

「きっと分かってもらえるだろう」と期待しながら仕事をした方が、第一、楽しい。