お手本のような存在

憧れている俳優の寺脇康文さんが「相棒」に帰ってきてくれて、大活躍。そんな彼の今の年齢と、「相棒」がスタートしたときの年齢を知って、びっくりした。いつまでも若くてカッコいい、そして優しい、そんな亀山薫のような男に、なりたいといつも思う。

 

「相棒」のシリーズが始まったころの彼は、今の自分とさほど年齢が変わらない。その事実に、自分もそろそろオトナにならなければ、と焦る。

 

40歳が近づいてきた今、自分が何か集中して継続できることは何だろうと考える。例えば10年何かを続けたら、50歳になっている。20年続けたら60歳。30年続けたら70歳・・・。そう考えると70歳という年齢も、気が遠くなるような未来では決してないんだな、なんて思ってしまう。30年何かを続けたい、という想いは、これまた大好きなLUNA SEAやTHE YELLOW MONKEYの活躍を観て強く感じている。なので、今から何かをもし始めようとしたら、彼らのように30年続けたあかつきには、70歳を迎えていることになる。その自分がなかなか想像できない。

 

しかし、こういう大人になりたい、こういう男になりたい、というお手本のような存在があると、マラソンのゴールが遠くても目に見えているように、絶望せず走ることができる。お手本のような存在に出会えたことは、ありがたいことだ。