ハンコ

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少し遅めの誕生日プレゼントにと、オリジナルゴム印をもらった。ハンコ作家さんのワークショップに参加する機会があったようで、自分の名前を図案にしてくれたのだ。「図案がなかなか決まらない。絵心がない」そう言って困っていたようだったけれど、自分からしたら、手作りでゴム印をつくれるせっかくの機会、その図案に自分の名前を選んでくれたこと自体が嬉しくて、こう言っては変だけれど、絵の上手い上手くないは正直どうだっていい。図案に名前を選んでもらえたこと、図案を選ぶときに自分を思い浮かべる人が身近にいるということ自体が、プレゼントだと思った。

 

どこを探しても売っていないこのゴム印を、さてどう使おう。手紙への署名はもちろん、大切な本に刻む蔵書印としてもよさそう。これで筆まめになり、さらに本に愛着をもつきっかけになればいい。

 

今日、手にした消しゴムハンコは、手作業とは思えないきれいな仕上がりで、見ているだけでうっとりする。カッターって、こんなに繊細に使うことができるのか。その技術に驚くと同時に、自分がいかに雑であるかを思い知らされた。


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