サプライズ

昨夜。1年くらい前まで一緒に仕事をしていた仲間に久しぶりに会おうと誘われ、事務所のスタッフと3人で、飲んでいました。その仲間は、まさにこれから自分で仕事を始めようというところ。その報告と、作戦会議をしたい、とのことでした。

 

 

せっかくの機会だし、ちょっとしたサプライズをしたいな、と企みました。サプライズ好きだという小山薫堂さんの影響です。そうだ、独立おめでとう、みたいなことを伝えよう。それには協力してくれるお店が必要だ、ということで、彼の好きそうな庶民的な雰囲気を持ちつつ、かつサプライズokの店を選び、準備をしました。彼の驚く顔が目に浮かび、ワクワクします。

 

 

久しぶりに会った彼は全く変わらずエネルギッシュで、それでいていつも的確なアドバイスをくれます。頼りになる兄貴のような、といったら失礼かな。

 

 

プライズは、若干の不足はあったものの、大成功。この「チャッチャチャーン」て言う時のような気持ちが、とにかく嬉しい。協力してくれた明るい店員さん(笑顔が素敵な店長さん!)も良かったし、行くたびに昇進していくという名刺をもらったし、その店長さんに「ありがとう」のこころふせん(注釈)を渡して喜んでもらえたし。近いうちにまた来て、スピード出世してやろう、と思いました。

 

 

あまりに盛り上がったおかげで、終電を逃してしまいました。それで、本来今夜は彼をもてなすくらいのつもりだったのに、彼の家に押しかけ、泊めさせてもらうことになってしまいました。

 

彼の家で寝かせてもらい、よっぽど早朝に起きてそ〜っと帰ろうかとも思ったけれど、酒が抜けずに起きられず、結局朝食までご馳走になってしまいました。寛容に招き入れてくれたことに感謝するばかりです。

 

 

午前中に帰宅し、夕方、行きつけの美容院へ。マスターに、昨晩のサプライズの顛末と、お店の可愛い店員さんのことを報告します。へっへっへ、普段なんにもないつまらない休日を過ごしてますけれど、昨夜は違いましたよ、と自慢気味に言ったら・・・

 

マ「その可愛い店員さんにこころふせんを渡すときに、電話番号を書きました?そこまでやらなきゃ」

私「いや、そこまでは。最初だし、ただ「ありがとう」を伝えることに、意義があるんですよ(焦)」

マ「またまたぁ~。カッコつけちゃって~」

私「・・・・・」

マ「それから、名刺つくるとき名前を聞かれて、なんて答えました?」

私「いや、そりゃフツーに、「あんどうです」って、答えましたけど」

マ「それじゃダメでしょ~。『普段は誰にもそう呼ばせないんだけど、お姉さんにだけは、こう呼んで欲しいんだ。だから「あんちゃん」て書いて』とか、それくらい言わなきゃ」

私「・・・・・」

 

マスター、あなたにはまだまだ敵いません。

 

 

(注釈)こころふせん

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