オトナの

テレビを捨ててからしばらく経つ。2年以上か。これまで、「捨てなきゃよかった」「やっぱりテレビがないと生きていけない」と強く思ったことは、ない。周囲の「テレビを漫然と観るのは時間の無駄。やめるべき」という意見に流された、ということもできるが、いままでテレビを観て過ごしてた時間を別の時間にあてることができたと考えると、きっと正解だったのだと思う。

 

でも、こういう番組があるんだったら・・・もちろん、それを観る目的で、という条件付きではあるが、テレビには価値があると思う。発言者の生の声。それから、それをしゃべっている時の顔。その両方の情報を得られる媒体は、テレビしかない。とはいいながら、それをテレビ局発信のyoutube動画で見てるので、結局テレビなしで取得してしまっているのだが。

 

オトナの43歳。彼でさえ、虚無感を味わうことがあるという事実(冷静に考えればそりゃそうだろうけれど)が、「これしかできないのか?」と思うことがあるという事実が、自分を励ましてくれる。