いちいち考える

森田三和著「サンドイッチブルース」(ループ舎)が好きで、下線を引きながら繰り返し読んでいる。今日は行きつけのカフェで、久しぶりに読んだ。

 

自分に正直にいちいち考えて判断していると、きっと明るい未来がやってきます。

 

「いちいち考える」のはなんだか大胆さを欠くようで、あまり好ましくないように感じてきた。大胆さ、おおらかさを身につけていたいと思いながら、しかしそれができず細かいことをいつまでも引きずっている自分が嫌だった。そんな自分が嫌いであることは今も変わらない。しかし今日、「いちいち考える」ことは決して悪いことではないよ、と本書で励まされたような気がして、肩の力がふっと抜けた。コーヒーを飲みながらぼんやりしていたからだけではないだろう。

 

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