夜にやること

夜にやることが多い。ジョギング、明日の準備、勉強、仕事、ブログ、ネットサーフィン・・・。寝る時間が遅くなるたびに、本当はそれではいけないと思うのだけれど、朝は逆に頭が働きそうで働かないので、結局夜になってしまう。そういう体調なのだろうと思う。

 

皆が寝静まったころに仕事をしているということに恍惚感を感じるとか、朝、皆がまだ寝ている時間に起きて勉強していると清々しい気分になれるとか、そういう考えの人もいるだろう。何かの本でそのような意見に触れて、そうだよな、確かに他人よりも秀でたものを身につけるには、他人が寝ている時間に努力する必要があるよな、と納得したことを覚えている。「三倍努力で夢を追う」という言葉を本当に昔、中学生くらいの頃だったか、本で読んだ記憶もある。ハンデを持つ自分が他人を出し抜くためには2倍努力でようやくトントン。だから3倍努力しなければならない。

 

しかし、私の場合、他人よりも努力しようとことさら気負って、こうして夜に作業をしているわけではない。できればもう寝たい。ただ、目の前の、とりあえずやろうと決めたことは、終わらせないことには気になって寝ることができない。たったそれだけの理由。あまりカッコよくない。

 

そうこうしているうちに日付が変わり、睡眠時間は短くなるばかり。小学生じゃないんだから、と言われるかもしれないけれど、時間割の重要性は侮ってはいけないと思っている。何時までには寝て、翌朝何時に起きて、焦らずゆっくり準備して家を出て、というように、ひとつひとつのやることを固定化させることが大事なのだろう。それが、一応大人になって時間割からある程度開放された自分が感じている身体感覚の一つだ。