時間割の大切さ

まる一日のオフであれば特に、そうでなくても、午前中に仕事を終えて午後何も予定がない半日オフであったりすると、とたんに無気力になるのはなぜだろう。こういう予定のないオフも必要なのは分かっている。ないと、精神的に苦しくなってつらくなる。ただ、だらだらと過ごしてしまうと、夜になって「何もできなかった・・・」と後悔することになる。いったい何度こんなことを繰り返してきただろう。

 

時間割の大切さを身をもって感じるのは、こういうときだ。学校で勉強していた時は、毎日時間割表に従って過ごしていた。そこには1分の狂いもない。そんな規則正しい生活を、外からの締め付けだとか、不自由だとか言うことは簡単だけれど、それよりももっと大事な、リズムに乗って動く習慣を身につけることができたのだと思う。社会人になり、自分で自分の行動をある程度決めるようになって、その習慣の欠如が直接仕事の品質にも影響を与えることを知った。例え外からの締め付けであったとしても、その習慣を体内に記憶させたままでいられたら、もっと有意義に仕事をすることができるのではないだろうか。

 

自分で行動を決められる今、やるべきことは、時間割をつくること。そう感じている。「今日はやらなければいけないことがない。だから家で寝て過ごそう」それでも良い。大切なのは、「家で寝て過ごす」も含めた時間割をつくること。それがないと、無気力感に身を委ねたまま、長時間何もできないでいることになる。ゆっくりしたら、夕方からはこれをしよう、と前日までに決めておけば、寝すぎて後悔することもないだろう。