ネットショップで本を

どうしてもこの頃は外へ出ることに対して罪悪感が伴う。この状況とも長く付き合うことになるのだろうから、もっと気楽に考えればよいのだろうけれど。自分が外に出ることが、気が緩んでいる社会のその一因になっているのかもしれないと思うと、身体がこわばる。想像もしていなかったことだ。

 

一方で、自分の暮らしに豊かさを与えてくれる近くのお店(とくに本屋)が休業という知らせを聞いて、心が苦しくなる。そうなることは誰のせいでもなく、だからこそ誰に怒りをぶつけることもできない。店側もきっと同じだろう。

 

結果、ネットショップでの買い物がいつも以上に多くなる。直接お店で本棚を眺めることも、店主と会話を楽しむこともできない。それでもその本屋がなくなってしまっては困るから、その本屋のネットショップページを見て、気になった本を買い物かごへ入れる。いまはきっとこうすることで読書を楽しむべき時期なのだろう。

 

今日届いた本はどれも濃密で、難しそうなものもあるけれど、読むのが楽しみ。