二番目の悪者 歩くはやさで

 

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定期購読している「絵本の定期便」。今月は、「小さい書房」という名の出版社の絵本が2冊届いた。素直な名前の出版社にも惹かれたけれど、それ以上に、2冊の表紙がこちらに訴えかけてくるその力に、圧倒された。普段は真っ先に取って捨ててしまう帯を捨てる気になれずそのままにしておいたのは、その帯に書かれたメッセージがあまりにも強烈に自分に入り込んできたからだ。このメッセージは、これからも忘れちゃいけないと思った。

 

「こいつか、悪者は」という予想と、「どんな罰があたるんだろう」という期待が、最後にひっくり返る。考えないことによる悪。自分の目で確かめないことによる悪。決して他人事ではなく、自分の仕事にもあてはまることがあるだろう。すでに耳に痛い。気をつけなければ。

 

二番目の悪者

二番目の悪者

 

 

ふと何気なくとってしまう行動によって、自分の身のまわりの変化を見逃してしまうことになりかねない。便利という名に甘え、身につけた気になっているだけで、本当は奪われているのかもしれない。スマホの画面を見るために下を向く自分に嫌悪感を抱くんだったら、空を見よう。

 

新しい私で 新しい今を生きよう

 

歩くはやさで

歩くはやさで