美術館巡り

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美術館巡りにはまっている。といっても、いままで関心を持たずそういったところに足を運んでこなかった分を、取り返しているだけにすぎない。自分のまわりを見ると、当たり前のように気になる展覧会を見に行ったりしている。なにか新しいものの見方が自分につけばいいなぁ。美しいものにはどういうものがあるのか、それを知るだけでも自分に新しい尺度ができるのではないか、そう思って、このところ休日に出かけている。

 

今日は根津美術館。表参道に近い青山に17,000㎡超の庭園があるだけでも驚きなのに、その庭園の美しさ、居心地の良さと言ったら、なかった。刀装具の特別展も息をのむすごさだったけれど、それよりも庭園に心を奪われた。一度歩いただけでは足りない。何度も足を運んで木々を味わう、という人がどれくらいいるか分からないけれど、たぶんたくさんいると思うけれど、そういう人の気持ちもいまなら分かる。

 

美術館に何度も入っては作品を見ている、というシーンは、例えば相棒の「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」(※)であったり(ここでの美術館に入り浸る動機はちょっと違うけれど)、松浦弥太郎さんのエッセイ(◎)だったり、いろいろなところで登場する。自分もそんなことを、さりげなく楽しめるオトナでありたいと思う。

 

(※)

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(◎)

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