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薫のもとに、情報屋の土田がやってきた。「今日はリッチなんだ」そう言って土田は薫を飲みに誘う。突然の羽振りの良さを不審に思う薫だったが、「お前に悪いことができるわけないか」と笑い飛ばす。
翌日、その土田が胸にナイフを刺して死んでいた。その後、ある金融機関から架空口座へ大金が振り込まれた詐欺事件で、架空口座から大金を受け取ったのが土田だったことが分かり、薫は困惑する。「アイツは詐欺なんてするような奴じゃない」。
一方、土田がある美術館に頻繁に訪れていたことが分かり、右京はその美術館長(役:根岸季衣)から話を聞く。その美術館では、「光る風の少年」という名画が売却されることになっていたのだが、館長が買い戻す決意をしたという。右京と薫は、土田が残したものを頼りに、土田が関与していた詐欺事件と美術館との関連を探っていく。
これは、初期の名作。被害者の悲しい生い立ちあり、あっと驚く展開あり、犯人追い詰めシーンあり。犯人が被害者を詐欺に加担させた理由があまりにも身勝手で、こういう動機に強いインパクトを与えるのは初期からだったんだな、と思わされた。
裏見所として、ヒロコママのオカマバーの名前が「髭と薔薇」。細かいところにセンスを感じる。シーズン6では「薔薇と髭と…」とわずかに変わってて、また面白い(http://bibbidi-bobbidi-do.hatenablog.com/entry/20100619/1276964192)