シーズン14 第9話 「秘密の家」
誘拐事件が発生するも、実はその誘拐は狂言だった、というストーリーが過去にあった(※)。誘拐事件の裏に隠されていた背景にビックリ、なんて展開も、ドキドキして面白い。誘拐犯を追いかけるアクション的な要素、特に初期、亀山薫が身体を張って犯人を追うシーンのかっこよさが、相棒ならではの魅力だった。いまは、ちょっと抜けた一面を見せながらも冷静に敵を追い詰める冠城ならではのかっこよさがある。
廃工場で子供が描いた似顔絵を見つけた右京。持ち主に絵を返した、その時の母親の対応から、その家族に疑問を覚える。子供のひなたは友達と外で遊ぶのを避けるようになり、何かを隠しているような感じだ。右京は、ひなたが誘拐されて廃工場に監禁されたのではないかと推理するが、家族はそんなことはないと否定する。そんななか、ひなたの祖父が警備会社の社長であり警察OBでもあることが分かる。その警備会社が関わっている要人警護のスケジュールと、誘拐が起きたと思われる日が近いことから、その関連を調べると・・・。
狂言誘拐があったのか?ミスリードをさせておいて、ひっくり返る展開は、相棒ならでは。ラストに分かる事実は、家族とはなんなのかをちょっと考えるきっかけになりそう。
(※)Season2-17 同時多発誘拐 消えた16人の子供達
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