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シーズン6 第13話 「マリリンを探せ」
ゲイバー「薔薇と髭と・・・」のママ・ヒロコがまた薫に泣きついてきた。なんでも、飼い犬の「マリリン」が散歩の最中にふと目を放したすきに姿を消してしまったというのだ。「なんだ、犬かよ・・・」と薫。しかしヒロコにとってはかわいい娘。かくして、右京と一緒にマリリンを探すハメに。そうして公園を探していると、マリリンのかわりに男の刺殺体を発見する。
被害者の男・福光を見た事があるというヒロコ。マリリンの散歩のときに何度か見かけたことがあるその男に、マリリンはかなりなついていたという。また、ヒロコはマリリンが消えた夜、公園で不審な男を目撃していた。福光の死体から、携帯電話が消えていた。そのことから、過去に2件起きている、被害者から携帯電話が持ち去られている殺人事件の犯人による3件目の殺人ではないかとにらむ。
そんななか、公園のすぐ近くのマンションで、男性が転落して死亡するという事件が起きる。被害者の稲垣が携帯電話を持っていなかったことから、第4の連続殺人ではないかと疑われるなか、近くに女性用の携帯電話が落ちていた。それは、第二の事件の被害者のものだった。その携帯に着信があり、「俺を探しても無駄だ」と言い残して切られてしまう。果たして犯人は誰??
稲垣が最後に電話で話をしていた友人・沖田に話を聞こうとすると、彼の服装が、ヒロコが事件現場で目撃した不審者と一致する。しかし沖田は犯行を否認する。
マリリンはかつて麻薬捜査犬であり、その後ヒロコが引き取っていたことが分かる。そのことから、マリリンは福光になついていたのではなく、福光の麻薬の匂いに反応していたのではないかと推理する右京。福光は麻薬の売人だった。また、連続殺人の第一、第二の被害者も、麻薬の売買に絡んでいたことが分かり、薬がらみの連続殺人と予想される。もしかして福光を殺した犯人が麻薬を持ち去り、麻薬を追ってマリリンが犯人についていったのではと推理する薫。沖田の住むマンションへ行くと、沖田の家の2軒隣の家でマリリンが見つかる。近くにマリリンがいたのを拾ったのだという。とすると、やはり犯人は沖田か??
沖田の妹がかつて麻薬漬けにされて殺されていたことがわかる。麻薬の売人に恨みをもっていた沖田による犯行か?しかし、過去の事件についてアリバイが成立し、ふりだしに戻る。右京は、マリリンが姿を消してから、沖田のマンションで発見されるまでに24時間の空白があることに疑問をもつ。その間マリリンはどこにいたのか?それを突き止めるうち、過去3件の連続殺人犯が明らかになっていく。
ヒロコのキャラが立ちすぎているので、なんか見た気でいましたが、たぶんテレビでは観てない気がします。
今日小説で読んで、「そんな話だったんだ」って思ったくらいなので。
ヒロコはなんか好きだな。気持ち悪いけど、なんか憎めないいいキャラです。
にしてもゲイバーの名前「薔薇と髭と・・・」って・・・
細かいところにもいいセンスを匂わせるあたり、さすが相棒。
麻薬がらみの悲しい過去をもつ男による、復讐殺人。
そんな友人を救えなかったと自分を恨む男。
ヒロコのキャラによってかき消されそうですが、実はけっこう悲しい話です。