9月22日。土曜日。
すこし仕事。
中古物件の内覧で、若いご夫婦を案内。
新築中古問わず、いろんな物件を見て回っているよう。やはり興味のある人はたくさん見て情報収集している。そうやっていろんな物件を比較検討している。
だからこそ、そのなかの一つとしていい印象を持ってもらえるにはどうしたらいいかをその瞬間に必死に考えた。頭に浮かんだことをとりあえずしゃべってしまい、若干しゃべりすぎだったかなと後悔した。
中古住宅のいいところは、安く買って、それを自分色にリフォームできる点か。
社会的にも、新築住宅供給が飽和状態で、新しく建てるよりも、いまあるストックを活用することのほうに意義があるという点もある。
一昔前よりも、中古流通している物件にお金をかけてリフォームをするという考え方が増えてきたように思うから、きっと「家を買うなら新築」という先入観も薄くなってきたのかもしれない。
それはいいことだと思う。そのほうが、じゃぁどうしたら新築住宅を選んでもらえるか、ということについて必死に考えるようになるだろう。
自分自身、住むなら断然新築がいい。それもできれば戸建て。そこはやっぱり田舎の一軒家で育ったという文化が抜け切れていないのかもしれないけれど。
どういう点を重点的に説明したら、そのお客さんに気に入ってもらえるのか?
そのお客さんは住まいについてどう考えていて、それを解決する策としてこの住宅は有効なのか?
そういったことを考えるきっかけになるから、案内は面白い。