無知を恥ずかしいと思うこと

夜、高校大学時代からの友人と松山で食事。毎年節目ごとに会って刺激を受け合う、貴重な友人だ。勉強熱心で仕事熱心な彼は、一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、宅建と、複数の資格を勉強して取得し、使いこなす。そんな彼のパワーを毎年分けてもらって、自分も仕事を頑張らなければ、と思う。

 

と、いつも思うのだけれど、振り返って「自分はしっかり勉強したなぁ」と満足できるような行動を起こしているかというと全くできていないことに気づく。なぜできないんだろう。理由は一つしかない。無知である自分を恥ずかしいと思う、その気持ちが足りないのだ。無知であることによるデメリットを心の中で小さく見積もっていて、「まぁいいや」と思ってしまう。それよりも勉強を続けることによるコスト(面倒だと思う気持ち)が大きいと感じてしまう。それがいけない。

 

充分勉強しているでしょうと思われる彼が、「最近勉強してないなぁ、まずいなぁ」と言っている。自分も、「最近勉強してないなぁ」で終わらせるんじゃなくて、まず危機感をもって、その危機感を持続させて、実際の行動に移す。無知であることを恥と思って、知るための努力を惜しまない、それを意識したい。