モノとの付き合い方を考える

自分の身のまわりのモノとの付き合い方を、改めて考える。

 

再来年の引っ越しを予定している。自由設計の賃貸住宅。初めてのことで、いまからワクワクしている。新しい住まいでは、どんな家具を使おうか。どんな雑貨を置こうか。新しいものを迎えたい。だけど、決して大きな家に住むわけではないので、持っていけるものには限りがある。だから必然的に、自分にとって必要であり、なくてはならないものだけを厳選して持っていくことになる。

 

自分にとって本当に必要なものとは何だろう。その判断基準となるのが、「それにお金を使うことでお金が喜ぶかどうか」ということ。これは、松浦弥太郎さんの本を読んで学んだことだ。お金を投じたことが自分の成長につながって、「よかったね」とお金が言ってくれるかどうか。それを考えるようにしている。

 

自分にとって愛着があって、手に入れるまでのストーリーがあって、手作りで・・・。そんなモノだけに囲まれて過ごすことができれば理想的だけれど、実際は難しい。だけど、「これ、いつ買ったっけ?」とか「だれからもらったんだろう・・・」とか、そういうものがあふれているような生活は、したくない。モノの取捨選択は、慎重にしようとしてしすぎることはないと思っている。

 

少なくとも、その瞬間の衝動、欲だけで抱え込んでしまうようなことは、しないように。近い将来環境が変わることをきっかけに、そのことを強く心に刻む。

 

松浦弥太郎の新しいお金術 (集英社文庫)

松浦弥太郎の新しいお金術 (集英社文庫)