仕事は終わらない

相変わらず自分の仕事の遅さ、要領の悪さに嫌気を感じる毎日だけれど、「どうせそんなもんだ。その程度だ、自分」と開き直っていては先へ進めない。これに関しては他人に負けない、というものはそのままに、ダメな点はそのことを認めつつ、じゃぁどうすればよいかを考える。

 

一時、「仕事術」みたいなビジネス書を頑張って読もうとしていた時期もあった。ビジネス書にはそれなりのノウハウが含まれていて、著者が経験を通して学んだことを1,500円程度で知ることができるのだから、それはそれでためになると思う。だけど、なんだか手に取る気分にならなくなってしばらく経つ。素直になって学べば良いのに、それができないということは、自分は素直になりきれていないということか?それもあるが、一方で、本に書いてあることを律義に真似したところで結果は変わらないんじゃないか、という諦めの気持ちもある。さらに、「それができたら苦労はしない。それができないから困ってるんだ」というようなアドバイスも多々あり、まるで前提条件すらクリアできないかのようで、自分に情けなくなってしまう。

 

「素直に」というのは、尊敬する松浦弥太郎さんの本から学び、そうであろうと誓ったことだ。ここで「どうせ」と諦めるんじゃなく、また、できない自分に凹むのでもなく、やってみたらいい。そんなことを、最近よく考える。

 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

 

 

マイクロソフトWindows95の開発に携わった著者なりの、スピード仕事術。スピードを意識すること。いつも自分はダメだと指摘される部分だ。