Season8-16 隠されていた顔

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シーズン8 第16話 「隠されていた顔」



学生による麻薬取引事件の調査報告書を受け取るため、大学に来ていた右京と尊。報告書を受け取り、キャンパスから出ようとしたその瞬間、すぐ後ろで倉庫が爆発した。


爆発した倉庫から焼死体が発見され、大学准教授の曽田であることがわかった。曽田は倉庫内でタバコを吸おうとして火を付けたところ、倉庫内で漏れて充満していたLPガスに着火し、爆発したようだ。しかしキャンパス内は喫煙にうるさく、喫煙所は限られた場所にしかなかった。なぜ曽田は倉庫でタバコを吸っていたのか?


事故当時、曽田を含む心理学研究室では、倉庫の近くの講義棟でスライド上映をしていた。そこで人数に不釣り合いな大きい部屋をとっていたこと、また、いつもは金曜日に行うはずなのに、今回に限って学生の出入りが少ない日曜日にスライド上映が行われていた点、それらから、右京は偶然の事故ではなく人為的な殺人を疑う。


曽田ともう一人、槇子准教授のふたりのうちどちらかが次期教授とされていた。実力的には槇子も教授として相応しいが、実績としては曽田が妥当だと、ふたりの上司の鶴見教授も考えていた。しかし曽田は盗撮やストーカーといった行為をしており、人間的に問題がある、ということを突き止めた。鶴見教授の不倫の現場を押さえたカメラが曽田の部屋から見つかり、それをネタに鶴見教授を脅して教授になろうとしていたのでは、と右京は推理する。


他殺の可能性が高そうだが、どうやって曽田を誘導したのか??そんな中、右京は心理学研究室の学生が図書館で返却した1冊の本を見て、その恐るべき可能性に気付く。




テーマは「サブリミナル効果で人は殺せるか?」


難しい言葉がフツーにでてくるのも、相棒ならでは。


ちなみに、


サブリミナル効果:意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされている効果のこと。(出典:ウィキペディア)


だそうです。


よくわかんないけど、瞬間の映像を無意識に感じることで、それが意識に影響をおよぼす、みたいな感じか。


心理学研究室の学生が、教授に提出したDVDに自分の顔が挿入されており、それを観させることで教授に自分に好意を持たせようとする。


そんな、「んなことありえるのかぁ?」って疑いたくなるような手法が使われています。


結局、このサブリミナル効果は事件との因果関係がなかったことが分かるのですが、それ以上に、その学生の気持ちを逆手にとって殺人へと誘導する真犯人がスゴイ。


難しいテーマに挑んでる話ですけど、その難しさ以上に、イントロの爆破シーンがぼくにとっては印象的。


こういう「おぉ〜っ!!」って思わずテレビ画面に食いついちゃうようなシーンをのっけから見せてくれるあたり、さすが「相棒」だと思う。


正直「サブリミナル効果で人が殺せるか」なんてどーだっていい、と思ってしまうほどビックリなストーリーです。