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シーズン4 第14話 「アゲハ蝶」
新種の蝶「ミヤモトアゲハ」の標本が盗まれた。二つしかない標本のうちの一つをオークションで購入した野口が何者かに殺されたのだ。もう一つの標本を所有しているのが、ミヤモトアゲハの発見者で大学教授の宮本。右京と薫が大学を訪れ、教授に注意を呼びかける。そこに、染井という蝶の標本コレクターがやってくる。染井は大金を手に、しきりに「ミヤモトアゲハの標本を譲ってくれ」と頼んでくる。どんなに金を積んでも売れないと拒む宮本教授。しかしその宮本教授も何者かに殺され、残る標本も盗まれてしまう。
第一の被害者である野口が以前勤めていた明律化学工業について調べる右京と薫。明律化学工業は以前、新工場の建設を進めていたが、地元住民の反対にあっていた。その反対運動を起こす住民の中に野口が入っていた。そのことがきっかけで野口は会社をクビになったのか?右京と薫は、実はミヤモトアゲハが新種の蝶などではなく、工場の排水によってできた奇形でないかと推理、それを立証させるためにオークションで標本を手に入れた野口や、発見者の宮本教授の口をふさぐための会社による犯行だと推理する。
ミヤモトアゲハのもう一つの標本が発見され、オークションが開催される。そこにやってくる明律化学工業の専務・小松原。そして染井。ミヤモトアゲハのオークションが始まり、染井は全財産の500万を掲げて叫ぶも、小松原の600万の申し出に撃沈される。誰もが小松原の勝ちだと思ったその時、「700万」と声を出したのは右京だった!!負けじと上を行く小松原。「5千万」と手を震わせながら叫ぶ小松原を横目に右京は微笑みながら「一億」。静まり返る会場。意気消沈する小松原は、声を震わせながら「1億1千万だ・・・」とつぶやく。こうしてミヤモトアゲハは小松原の手に。右京が小松原を見事だました瞬間だった。
オークションの場面は手に汗握る展開。
必死にミヤモトアゲハを買おうとする染井と、いとも簡単にその上をいく小松原。
しかしそのまた上の金額を堂々という右京。
焦る小松原。
そんなシーンは見ていてほんとに面白い。
薫が実は蝶に詳しかった、ということも分かる。
そして最後には、実はこの蝶を巡って人を殺す必要など何もなかった、というオチがついています。